スマホ決済をお店に導入するのは危険?

キャッシュレス決済導入というと、不正取引でお店に被害が出ることはないかだとか、お客様の決済情報が漏洩してしまうことはないかなど、気になる方もいるのではないでしょうか。

そこで、スマホ決済をお店に導入することの危険性について解説します。

スマホ決済をお店に導入するのは危険なの?

スマホ決済をお店に導入するのは危険なの?

スマホ決済には、ユーザースキャン方式とストアスキャン方式の2種類があります。

ユーザースキャン方式

ユーザースキャン方式とは、掲示してあるお店のQRコードをお客様がスマホで読み取り、支払い金額を入力して決済をする方式です。

ストアスキャン方式

ストアスキャン方式とは、お客様がスマホに表示させたQRコードをお店が読み取り、決済をする方法です。

スマホ決済に危険性があるとれば、ユーザースキャン方式の場合で、掲示してあるお店のQRコードに、いつの間にか上から偽造QRコードのスティッカーが貼られていて、お客様が支払った代金が第三者の口座に振り込まれてしまう可能性です。

しかし、これは、QRコードが偽造されていないかを常に確認することで、簡単に防ぐことができるでしょう。

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スマホ決済が安心して利用できるメリットは?

スマホ決済が安心して利用できるメリットは?

お店にスマホ決済を導入しようとすると、危険なイメージが先行するかもしれませんが、お客様にとっては、スマホ決済は安心して利用できるメリットの多い決済方法です。

そこで、スマホ決済が安心して利用できる、お客様にとってのメリットを3つ説明します。

現金を持ち歩く必要がない

高額の現金を持ち歩くのは、不安を伴うものです。スマホ決済であれば、必要に応じてクレジットカードや銀行口座から支払いができますので、多額の現金を持ち歩く必要がなくなります。

また、買い物の度にATMに立ち寄りお金を用意することも不要ですし、買い物をする際に、現金が足りないかもといった心配をすることもなくなり、安心して買い物ができるようになります。

紛失時も安心

現金を紛失してしまうと、紛失した現金が戻ってくることはなく、あきらめるしかありません。また、クレジットカードを落としてしまうと、クレジットカードの再発行はできますが、不正利用されてしまうことがあります。

スマホ決済の場合、スマホ自体とスマホ決済アプリに日頃からロックをかけておくことで、紛失時の不正利用が防げます。さらに、あらかじめ設定をしておくことで、スマホのGPS機能を使い、紛失したスマホの所在地を特定することも可能です。

支払い履歴が残る

スマホ決済では、自動的に取引履歴が残ります。取引履歴は、スマホのアプリですぐに確認ができるので、レシートを保存することや、記録を残しておくことをしなくても、どこでいくら支払いをしたかがすぐに分かります。そのため、支出管理が簡単に行えます。

万全のサポート体制で安心

セキュリティ万全!おすすめのスマホ決済サービスは?

おすすめのスマホ決済サービスを3つ紹介します。各サービスとも、セキュリティ対策には力を入れており、不正取引があった場合でも、お店には負担がかからないよう補償制度を用意しているサービスもあります。

Airペイ(エアペイ)QR

Airペイ QR

Airペイはリクルートグループが提供する決済サービスで、そのなかでもAirペイQRはスマホ決済に特化したサービスです。

AirペイQRに申し込むことで、PayPayやLINE Pay、d払い、au PAYなど国内のスマホ決済ブランドとAlipayやWeChat Payなどの海外のスマホ決済ブランドによる支払いに対応できます。

iPadまたはiPhoneがあれば利用できるので、初期導入費用がかからず、月額固定費もありません。かかる費用は、利用額に応じた決済手数料のみです。

Airペイ(エアペイ)QRのセキュリティ対策

Airペイのアプリには、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)に準拠した国際基準の安全対策が施されています。

お店がスマホ決済を導入する際の心配の1つは、お客様の決済情報が漏洩してしまうことですが、AirペイではiPadやiPhoneには決済情報を残さず、その都度カード会社に送信する方式を採用しているため、万が一、iPadやiPhoneを紛失することがあっても、お客様の決済情報が漏洩することはありません。

PayPay(ペイペイ)

PayPayロゴマーク

PayPayは国内最大級のスマホ決済ブランドで、登録ユーザーは3,500万人、加盟店も300万ヶ所以上あります。

スマホかパソコンがあれば始めることができ、初期費用も、決済システム利用料も、入金手数料も無料です。

そのため、お店にとっては、まったく費用をかけずに、スマホ決済が導入できます。また、24時間対応の電話サポート窓口があり、万が一のときも安心です。

※決済システム利用料無料は、2021年9月30日までです。

PayPay(ペイペイ)のセキュリティ対策

加盟店向けの決済管理ツールであるPayPay for Businessにログインする際は、他人が利用することを防ぐため、MS認証(2要素認証)が必要になっています。

また、PayPayでは専任のスタッフやテクノロジーによる、不正利用の常時監視もあります。そして、万が一、不正取引が行われた場合でも、補償制度があり、加盟店が負担を求められることはありません。

TakeMe Pay(テイクミーペイ)

TakeMe Payロゴ

共通のQRコード1つで、さまざまなブランドのスマホ決済に対応できるサービスです。端末が不要なので、初期費用がかからず、決済手数料のみで利用できます。

オプションプランに申し込めばクレジットカード決済も利用することができ、国内ブランドだけではなく、アジア圏を中心に外国のブランドにも幅広く対応しています。

また、日本語だけではなく、英語と中国語にも対応可能です。

TakeMe Pay(テイクミーペイ)のセキュリティ対策

最優先事項の1つとして、TakeMe Payでは万全のセキュリティ対策が行われています。

クレジットカード業界の国際セキュリティ基準であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)のレベル1をサポートしているので、国際レベルのセキュリティ基準を満たしていると言えるでしょう。

スマホ決済を危険から守る!利用する際の注意点は?

スマホ決済を危険から守る!利用する際の注意点は?

セキュリティ対策がしっかりしていて、メリットの多いスマホ決済ですが、トラブルなく利用するためには、注意しなければならない点もいくつかあります。安心してスマホ決済を利用するための注意点を3つ解説します。

IDやパスワードの管理は厳重に

スマホ決済アプリのIDやパスワードは厳重に管理します。複数のスタッフでレジを管理する場合であっても、IDやパスワードをレジ周りにメモしておくようなことはしてはいけません。スマホ決済アプリの入っている端末にもロックをかけましょう。

また、IDやパスワードを入力させるフィッシングサイトが多いので、メールやSMS内のリンクの扱いには特に注意が必要です。

アプリやOSは最新バージョンを利用

スマホ決済管理アプリは、自動更新を有効にして、最新バージョンを利用するようにします。

また、スマホ決済管理アプリの入っているタブレットやスマホ、スマホ決済の管理ツールがあるパソコンなどは、OSもアップデートをして最新バージョンにしましょう。

古いバージョンのままでは、脆弱性を抱えたまま利用することになり、とても危険です。

トラブルに備える

万が一のトラブルに備えて、スマホ決済サービスの電話対応窓口を確認しておきましょう。

また、スマホ決済にタブレットやスマホを利用している場合には、盗難や紛失時のために、GPS機能を有効にして、端末の位置を特定できる機能や、遠隔から端末をロックできる機能を設定しておきます。

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スマホ決済は危険じゃない!安心して導入を進めよう

スマホ決済は危険じゃない!安心して導入を進めよう

この記事では、スマホ決済は危険ではなく、メリットの多い決済方法であることを解説しました。

いくつかの注意点をおさえておけば、安全に利用できるスマホ決済です。安心してスマホ決済の導入を進めましょう。

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