
ビットコイン(BTC)が92万円を超え、ドル円のレート換算にて、BTCUSDベースでは8,400ドル前後のレジスタンスラインが意識されていましたが、ここをクリアに抜けてきました。このポイントを抜けると視界良好、海外メディアは1BTC=10,000ドル回復を意識しはじめています。日本円でいうと110万円です。
ここ1年以上、ドル円レートが110円前後をウロウロしているため、BTCUSDレートとBTCJPYレートで意識されるレベルがおおよそ同じであることが多いです。そろそろビットコインは100万円と110万円を意識しておいたほうが良いでしょう。
本日はBTCに特化して週足から分析していきます。
ビットコイン(BTC)週足は強い!
出典:GMOコイン
週足です。力強く雲のなかに突入しました。このレベルまで来ますと、価格が同じでもあと数週間で雲を脱出します。6月中は雲の中で推移をしそうですが、右に抜けてきた場合、値動きが軽くなります。
先行スパンも陽転しており、週足ベースで久しぶりに「三役好転」となりそうです。2017年以来となりますので、かなりの強気相場がこの夏やってくるかもしれません。
RCI26もようやく天井圏に差し掛かります。トレンドが強い場合は張り付きますので、まだまだこれから長らく張り付く可能性が高いです。週足ですので、数ヶ月間のトレンドが今後望めるのではないでしょうか。
日足に時間軸を落としてみます。
最初の押し目買いは転換線が目安
出典:GMOコイン
日足です。転換線がこのトレンドフォローとして役立っていましたので、次回の押し目もここがサポートとなる目安です。最初のタッチは押し目を拾いたいところです。
ただ上昇トレンドも成熟をしているので、強めの買いは避けたい所。損切りも考慮に入れて打診買い程度で考えています。水平線のサポート帯も90-91.5万円ゾーンでしょうか。このあたりは条件が重なっているので、強めの買いがレバレッジ市場で入ってきそうです。
それでは、4時間足に時間軸を落とします。
90-91.5万円ゾーン下抜けはちょっと注意!
出典:GMOコイン
4時間足です。90万円をもし割り込んだ場合、一目の雲の途切れるポイントに4時間足ベースでは重なります。その場合、次のサポートは85〜86万円近辺になりますので、5%ほど、急落の余地が存在するため、ここが短期トレードの注意点です。
さらに85万円を割り込めば80万円まで下値が拡大してしまいますので、押し目買いしたものは早めにカットすべきでしょう。今回は大きな上昇トレンドの波に乗って浅めの押し目買いを狙いますが、割り込んだ場合は市場が買いに傾いてますので、少し深くなりそうな下落リスクもあります。
今週後半は難しい局面に差し掛かりますので、ポジション管理には気をつけながらいつもよりはレバレッジを低めでトレードすると良いのではないでしょうか。短いサイクルとトレードプランを再構築がキーとなりそうです。
以上、今週後半のBTCテクニカル分析をご紹介しました。
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