楽天Pay(楽天ペイ)「後払い」のメリットや設定方法、手数料は?

2018年の年末にPay Payが話題になってから急速にモバイル決済が普及し始めました。現在も急速に普及し続けているモバイル決済サービスの一つが楽天ペイです。

楽天ペイは対応店舗数が100万店を超えているほか、ポイントを二重取りできたりと利用者にとってさまざまなメリットがあります。

その楽天ペイに用意されている機能の一つとして「後払い」があります。今回は楽天ペイの「後払い」について詳しく紹介します。

アプリ一つで決済完了!楽天スーパーポイントが貯まる楽天Pay(ペイ)の特徴やメリット、使い方は?

楽天Pay(楽天ペイ)とは


楽天ペイとは、ネットショッピングをしたことのある日本の方であれば誰もが知っている楽天が提供しているモバイル決済サービスです。

2019年1月時点で最も利用されているモバイル決済サービスが楽天ペイであり、頻繁にポイント還元率がアップするキャンペーンが開催されているのも特徴です。

決済に使用するカードを複数登録できる上に、クレジットカードのポイントと楽天ポイントを二重取りできるなどのメリットが数多くあるのも楽天ペイならではの魅力でしょう。

楽天Pay(楽天ペイ)の「後払い」とは


冒頭でも軽く紹介したとおり、楽天ペイには「後払い」という仕組みが用意されています。

「後払い」だからこそのメリットがいくつかあるため順番に紹介します。

後払い決済のメリット

「後払い」は商品を購入する側と商品を売る側の両方にメリットがある機能です。なぜどちらにとってもメリットがあるのか順番に解説します。

先に商品を受け取れる安心感

まずは商品を購入する側のメリットです。

商品を購入する側にとってもっとも避けたいことは、注文して支払いを完了させたのに商品が届かないというトラブルです。

もしこれがただのミスではなく詐欺行為だった場合、あとあとの対応が面倒なことになりますが「後払い」だった場合はこのようなことは起こりません。

料金の支払いの前に注文した商品が届くことになるため、支払ったのに商品が届かないということが起こらないのです。

ただし、後払いは選択した以上は必ず期限内に支払いを済ませるようにしましょう。

期限内に支払いを済ませない場合は請求書の再発行手数料など無駄なお金がかかってしまうため、できるだけ忘れないうちに支払いを済ませるようにしてください。

売上アップ

買い手にとってのメリットは売り手のメリットにも繋がります。

「後払い」になれた利用者は注文した商品が届かないというリスクを考えずに商品を購入できるため、継続的に利用してくれやすくなる可能性があります。

新規顧客を増やしつつリピーターも増やしていけば、結果的にアクティブな顧客数が増加するため、継続的な売上アップにも繋がることになるのです。

また、売り手にとって一番懸念スべきことが商品を購入したお客さんが料金を支払わなかった時ですが、この際にかかる事務作業はすべて楽天が行ってくれます。

楽天ペイが後払い対応する以前は、「後払い.com」というサービスで後払いを利用できるようなっていましたが、このときは請求書の発行や再発行最速などはすべて売り手が行う必要がありました。

ですが、楽天ペイが後払いに対応した以降は請求書の発行や催促を楽天が行うようになったため大幅に事務コストを削減できるようになりました。

そのため、顧客増加による単純な売上アップだけでなく、社内の事務コストも削減できる関係で人件費や請求にかかる代行業者への依頼もいくらか削減することができ、純利益の増加を見込むこともできます

さらに、商品がしっかり届いていて売り手に不備がない場合は、お客さんから支払いが来るまで立替えをしてくれるため、売上未回収による資金繰り問題もいくらか抑えることが可能です。

楽天ペイ後払い決済の支払い手順


楽天ペイの後払い機能は実店舗では使えず、ネットショップの方の楽天で利用することができます。

後払い決済の設定

楽天では後払い決済の設定をする必要はなく、注文時の支払い方法を選択する際に後払い決済を選択するだけで、後払い決済の手続きを進めることができます。

後払い決済で注文を進めた場合は、注文した商品とは別に請求書が郵送されてくるため、その請求書が届き次第支払いを行います。

コンビニまたは銀行で支払い

楽天ペイで後払いを選択した場合は、請求書が発行されてから14日以内にコンビニか銀行で支払いを行います。

後払いにかかる請求書はハガキで郵送されてくるため、後払いをした場合は定期的にポストの中身を確認するようにしましょう。場合によっては商品が届く前に請求書が届くことがありますが、商品が届くのを待ってから支払っても問題ありません。

請求書が届いてから14日経っても商品が届かない場合は何か問題が起きているので、購入先のショップに問い合わせてみてください。

注文した商品が届いて請求書を正しく届いているにもかかわらず、支払い期限が過ぎてしまった場合など、以下に当てはまる行為を行った場合は請求書の発行手数料が発生します。

  • 注文した商品をキャンセルしたとき
  • 請求書の再発行が必要な時
  • 支払い期限が過ぎて催促状が発行される時

この際、楽天スーパーポイントがあった場合はそちらから自動的に引き落としされることもあるため注意してください。

また、後払い決済で何度も支払いを遅延しているなどの要因で信頼スコアが低下している場合は後払い決済を選択できなくなる可能性があるので後払いを選択する場合は必ず期限内に支払うようにしてください。

後払い決済の手数料は?

後払いの場合は支払いにかかる料金とは別に手数料として250円が徴収されます。

そのため、後払い決済をする場合は手数料分もしっかり支払えるかどうか残高を確認しておくようにしましょう。

楽天ペイの後払い決済で安心


後払い機能を使えば、支払いを行ったにも関わらず注文した商品が届かないということで焦る心配もありませんし、万が一不良品が届いた場合は返金対応を待たずに商品を返品するだけですみます。

これは商品を売る側にとってもメリットであり、無駄な返金事務コストを削減することができるのでとても魅力的です。

楽天ペイは利用が簡単であることやポイントを貯めやすいメリットが非常に魅力的なためぜひ一度使ってみると良いでしょう。

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