狙いは8月1日水星巡行モードから、ビットコイン(BTC)は92−95万円がターゲット

7月は乱高下しながらも徐々にダウンサイドゲームが続いています。

ビットフィネックス(Bitfinex)のテザー問題は引き続き論争中であり、7月29日にニューヨークで裁判があります。また米・上院にて31日に仮想通貨規制に関する公聴会も予定されており、相場は警戒ムードが漂っています。

115万円を割り込んでから買い意欲は断続的に続いているものの、徐々に買い方が押され気味になってきています。この流れは今月いっぱい続くと考えており、金融の西洋占星術で用いられる水星逆行期間らしい値動きとなっております。

水星逆行期間は1年間に3回ほど訪れ、3週間半の期間は金融市場が荒れやすいことが多いです。BTC相場のボラティリティは相変わらずで、その流れを影響しているようにも見えます。

流れが変わるのは8月に入ってからでしょうか?現在、現物はノーポジションとなっており、少額のショートトレードで回している最中です。

Bitfinexの売買比率はまだ買いに偏っている。

出典:https://bullbearanalyzer.com/lschecker/

Bitfinexの売買比率状況です。買いポジションの比率は77%と高い水準が続いております。しかしながら、ショートポジションの比率も大きく減っており、ここから下方向に大きく動くことはなさそうです。ここから更に下落が加速した場合、新規の戻り売りポジションが入ってきますと、ショートの比率が上がってきます。

これが逆に今度はショートカバーとして相場を押し上げる可能性も出てきますので、これらが出るまでの値動きを待つこととなるでしょう。今の下落は買い方の断続的な損切りのみで動いている可能性が高いです。よって、直近安値の99万円付近を割り込んだ場合、最後のストップロスがでる可能性が高いのではないでしょうか。

92〜95万円ゾーンはフィボナッチの集中ポイント


出典:Trading View

BTCJPY週足です。プライスはbitFlyerになります。今年の安値から高値を引いてみました。92万8,900円付近が半値戻しのポイントになります。各取引所プライスが違えど、約93万円前後がポイントとなるのではないでしょうか。

またこのポイントはサポートラインを引けるポイントでもあり、条件が2つあります。38.2%のサポートラインが一度決壊しているため、次のターゲットは、こちらが濃厚ではないでしょうか。買い指値を置くなら少し上の94万円からで考えております。

このタイミングで市場の買いポジションが減り、Bitfinexベースで買い建玉が19,000枚程度まで収まれば、一旦ポジションが整理されたと判断して買向かいたいと思います。または19000枚を割り込むならば、尚歓迎です。

短期ポジションは一掃された可能性が高く、最もベストなタイミングでないかと考えております。ショートポジションは100万円を割り込んだらクローズを予定しております。29日と31日のイベント通過、日柄的にも8月1日は結構重要な日になるのではないでしょうか。

あと1週間ほど我慢となりそうです。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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