クレジットカードをつくるならコレ!特典・メリットの多い5つのカードを厳選

2019年10月からスタートした「消費者還元事業」に伴い、クレジットカードや電子マネーで支払う「キャッシュレス決済」が大きな注目を集めています。
特にクレジットカードの場合、ポイント還元率やカードに付帯されている特典などにも大きな違いがあることから、選ぶクレジットカードとライフスタイルの相性が重要になってくるのです。

しかし、クレジットカードの種類が多いために、自分に合ったクレジットカードを選ぶのに苦労する方は多いのではないでしょうか。

今回は、特典やメリットが多い5つのクレジットカードをBITDAYS編集部が厳選。
カードの特徴やメリットを比較しながら紹介します。

編集部おすすめクレジットカード5選


数多くのクレジットカードが存在する中で、編集部がおすすめするクレジットカードは、以下の5種類です。

  • ヤフーカード
  • 楽天カード
  • dカード
  • ビューカード
  • ライフカード

さっそく、それぞれのカードを比較してみましょう。

カード名 ヤフーカード 楽天カード dカード ビュー・Suicaカード ライフカード
年会費 永年無料 永年無料 永年無料 524円 永年無料
国際ブランド VISA
MasterCard
JCB
VISA
MasterCard
JCB
AMEX
VISA
MasterCard
VISA
MasterCard
JCB
VISA
MasterCard
JCB
ポイント還元率 1.0~2.0% 1.0~3.0% 1.0~4.0% 0.5~1.84% 0.5~1.0%
ポイントの種類 Tポイント 楽天スーパーポイント dポイント JREポイント LIFEサンクスポイント
電子マネー 楽天Edy iD Suica
おすすめな人 PayPayを利用する方 楽天サービスを利用する方 ローソンを利用する人、
ドコモユーザー
Suicaを利用する人 ポイントを重視したい人

Yahoo!(ヤフー)カードがおすすめな理由


Yahoo!(ヤフー)カードは、「ヤフー株式会社」から生まれたクレジットカードです。
年会費無料で持つことができるうえに、支払い方法も1回払い、2回払い、ボーナス払い、分割払い、リボ払いなど用途に合わせて選ぶことができます。

また、支払い時に提示すればTカードとしても利用することができ、クレジットカードの利用金額に応じてTポイントをためられます。

ヤフーカードのメリット


次に、ヤフーカードを他のクレジットカードと比較した時のメリットについて説明します。

ポイントがたまりやすい

ヤフーカードは年会費無料、ポイント還元率は1%と通常時でも高いことが魅力です。
さらにYahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物では1%のPayPayボーナスライトに加え、2%のTポイントも追加されるため、合計3%の還元が受けられます。

そして、毎月5日、15日、25日と「5のつく日」はポイントが5倍になるキャンペーンを実施。ヤフーショッピングアプリからの購入で最大7倍の還元率になるのが大きな魅力です。
普段からネットショッピングを利用する方は、5のつく日を狙ってヤフーカードで支払うと効率的にポイントがためられます。

PayPayにチャージできる唯一のクレジットカード

PayPayはユーザー数2,300万人、185万か所ものお店で使える日本でもトップクラスのスマホ決済アプリです。

通常の還元率は0.5%ですが、支払い方法を「PayPay残高」「ヤフーカード」のいずれかにすることで、還元率はいつでも1.5%に。
PayPay残高にチャージする方法は何通りかありますが、クレジットカードからチャージできるのはヤフーカードのみとなっています。

また、PayPayの支払いにヤフーカードを選択すれば、いちいちチャージする必要がなく、いざというときに「残高不足だった」ということもないため安心です。
普段からPayPayを利用する方はヤフーカードを持っていて損はないでしょう。

安心のプラチナ補償もつけられる

ヤフーカードには「プラチナ補償」をつけることができます。

「プラチナ補償」とは、カードで購入した商品に関連するトラブルが起きたときに、Yahoo! JAPANが補償金を支払うサービスです。
買い物に関する補償、災害時に役立つ補償、インターネットのトラブルに備える補償、日常の危険に備える補償など、幅広いシーンでカード利用をサポートする全18種類がすべて利用可能です。
月額490円かかりますが、トラブルに備えて加入の選択肢があるので安心して利用できます。

ソフトバンクユーザーはさらにポイントがたまる

ヤフーではヤフーショッピングで毎日ポイントが5倍になるなどさまざまな会員特典が受けられる「ヤフープレミアム」という有料サービスがあります。

ソフトバンクユーザーはこのヤフープレミアムが無料で利用でき、さらに5%のポイントが上乗せされるためいつでも10%の還元率が受けられるのです。
5のつく日の特典やヤフーカード決済による還元も加わると、最大16%もの還元が受けられるため大変お得に。

さらに、ソフトバンクであれば月々の携帯料金もポイント還元の対象となります。
携帯料金の支払いをヤフーカードにするだけで、携帯料金の1%をポイントとして還元。口座振替やコンビニ払いよりも断然お得なことがわかります。

ヤフーカードはこんな人におすすめ

ヤフーカードはTポイントを集めている人、PayPayを利用している人、ソフトバンクユーザーなど、多くの人にとってメリットがたくさんあるカードです。
年会費無料でポイントもためやすいため、一枚持っておくと役立つでしょう。

楽天カードがおすすめな理由

楽天
楽天カードは、幅広いサービスを展開する楽天グループが発行しているクレジットカードです。
ポイントがたまりやすいため、人気のクレジットカードランキングでも常に上位にランクインしています。

楽天カードのメリット


次に、楽天カードのメリットをみていきましょう。

スーパーポイントアッププログラム

楽天カードが人気である一番の理由は、ポイントのためやすさ。年会費無料で還元率は常時1%と、ユーザーにとってお得なカードです。

そして、楽天にはスーパーポイントアッププログラムというシステムがあり、楽天の各サービスを使えば使うほど、その都度ポイントが上乗せされていくというお得なプログラムです。

例えば、楽天カードを利用して楽天市場でショッピングをすればポイント+2倍、楽天銀行の口座から楽天カードの引き落としをすればさらに+1倍、楽天モバイルを契約すればさらに+2倍…と、楽天のサービスを使うほどポイントの倍率が上がり、最大16倍も狙えます。

楽天は銀行や証券、保険、電気、旅行予約など生活に関わるあらゆるサービスを展開していることから、「楽天経済圏」と言われるため、サービスを楽天に集約することで、効率良くポイントをためられます。

楽天カード新規入会でポイントプレゼントキャンペーンあり!

楽天カードに新規で申し込みを行い、カードを利用すると最大で5000ポイントの楽天スーパーポイントを獲得することができます。他のクレジットカードにもポイントプレゼントキャンペーンはありますが、比較的安易な条件でポイントを獲得できる点が大きな魅力です。

もらったポイントは楽天市場や楽天Payの支払いに使えるため、カードに入会する際はキャンペーンを利用するのが良いでしょう。

申し込みが簡単

テレビCMでもおなじみの楽天カードは、とにかく申し込みが簡単です。申し込みの際に免許証のコピーや印鑑は必要なく、すべてネットでできるため通勤・通学の時間やちょっとした空き時間に申し込みができますよ。

ハワイ・ワイキキの会員専用ラウンジが利用できる

楽天カードの特典として魅力的なのが、ハワイ・ワイキキにある「楽天カードラウンジ」が無料で利用できることです。

楽天カードラウンジには日本語で対応してくれるスタッフが常駐しているため、困ったことがあれば気軽に相談できるので安心です。また、荷物の一時預かり、パソコン、マッサージチェアのサービス、ベビーカー無料レンタル、傘の貸し出しなどのサービスも受けられます。

楽天カードの引き落としを楽天銀行にすると金利がアップ

先述したように、楽天カードの引き落としを楽天銀行の口座にするとポイントがアップしますが、普通預金の金利もアップします。
大手銀行の普通預金金利が年0.001%なのに対し、楽天カード会員に限り楽天銀行の金利が0.04%と、なんと40倍に。

楽天カードを持つなら、あわせて楽天銀行口座も開設するとお得です。

楽天カードはこんな人におすすめ

楽天カードは、楽天市場、楽天Edy、楽天モバイルなど「楽天経済圏」で生活する人にはおすすめのカードです。
年会費無料でポイントが集めやすいため、楽天市場や楽天トラベルなど、一つでも楽天のサービスを利用するなら持っておきたいカードと言えるでしょう。

dカードがおすすめな理由


dカードは、株式会社NTTドコモが発行するクレジットカードです。
ドコモ以外のサービスを利用した場合にも、さまざまなお得さがあるdカードは一押しのカードと言えます。

dカードのメリット


次に、dカードのメリットについて見てみましょう。

ローソンで利用時にお得が満載!

dカードはローソンで利用すると、お得な特典が受けられます。

ローソンで買い物をすると請求時に3%OFFになり、加えてクレジットカードポイントが2ポイント付与されるため、最大5%もお得になります。
毎日利用する機会があるコンビニで多くの還元を受けられるのは大きな魅力です。

dカード特約店で嬉しい特典

dカードは通常のポイント還元率が1%ですが、特約店を利用すると1~4%が加算されるため、合計で2~5%の還元率となります。
特約店は百貨店やコーヒーショップ、引っ越し業者、レストランなど、さまざまなジャンルの有名店があるため事前にチェックしてみましょう。

Amazonや楽天などのネットショップでdポイントがたまる

dカードが運営するポイントモール「ポイントUPモール」を活用するとさらに効率よくポイントがたまります。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、日頃利用しているネットショッピングのお店はもちろん、衣類、日用品などのお店や、旅行サイトなどもあり豊富です。「ポイントUPモール」を経由してネットショッピングをするだけで、店舗に応じて1.5~10.5倍のポイントがたまります。

電子マネーiDとしても使える

dカードはdポイントカード・電子マネーiDの機能も搭載されているため、1枚で3つの機能を果たす便利なカードです。
特にiDは全国で80万店舗以上で利用することができるため、小銭を持ち歩きたくない、サイフを小さくしたいという方にもピッタリのカードです。

ドコモユーザーならではの特典も

dカードはドコモが発行しているカードのため、ドコモユーザーのための特典も用意されています。
例えば、ドコモで購入したケータイ・スマホ端末が偶然の事故で全損もしくは紛失、水濡れなどの被害にあってしまったときに最大10,000円もらえる「ケータイ補償」がついています。
また、ためたdポイントを携帯料金の支払いにあてることも可能です。

dカードはこんな人におすすめ

dカードはローソンやドコモの特約店になっている店舗をよく利用する人、ドコモユーザーにおすすめです。
dポイントをためられるお店はここ最近で急激に増えているため、これからdポイントをためてみようと思っている方は申し込んでみてはいかがでしょうか。

View(ビュー)カードがおすすめな理由


ビューカードは、JR東日本グループの株式会社ビューカードが発行するクレジットカードを指します。
JRということもあり、Suica機能とSuicaオートチャージ機能が付いている点が他のクレジットカードとの大きな違いです。

ビューカードには多くの種類があり、ビューカードの定番と呼ばれる「ビュー・スイカ」カード、ルミネで買い物するのにおすすめのルミネカード、ビックカメラのポイントがたまるビックカメラSuicaカードなどニーズに合わせて選べます。

ビューカードのメリット

Suicaオートチャージを無料で利用することができる

ビューカードはSuicaのオートチャージ機能を無料で利用できます。

オートチャージは自動改札機にタッチするだけで、Suicaへチャージができる便利なサービス。Suicaの残額が設定金額以下になると、改札入出場時に自動的に設定金額がチャージされるので、残高が足りずに改札で引っかかってしまう心配もありません。

オートチャージが利用できるエリアは首都圏、仙台・新潟エリアと限定されていますが、今後広まっていく可能性もあります。

チャージや定期券の購入でポイントがたまる

ビューカードでは、Suicaへのチャージや定期券の購入でもポイントをためることができます。

ビューカードの通常のポイント還元率は0.5%ですが、ビューカードで対象商品・サービスを購入すると、通常の3倍のポイントがもらえる「VIEWプラス」を活用すると、還元率は1.5%になります。

VIEWプラスの対象商品は幅広く、以下のようなサービスが該当します。

  • 乗車券、定期券、回数券、特急券、特別企画乗車券の購入
  • JR東日本国内ツアーの申し込み
  • Suica定期券・Suicaカード
  • ビューカードからSuicaへのチャージ
  • オートチャージ

など

通勤や通学で定期券を利用する人、電車でお出かけすることが多い人、電子マネーでSuicaをよく利用する人はポイント3倍になるため、ビューカードを持っておくとよりお得になります。

会員限定の特典・優待サービスが満載

ビューカード会員になると、様々な優待サービスを利用できるようになります。

JR東日本が提携している一部のホテル、引越しサービス、スキー場やスポーツクラブ、カラオケやネットカフェなどで割引サービスがあったり、人気の各種公演を特別価格で購入できます。
また、月々300円や1,000前後で加入できる保険、外貨両替センターでの両替レート優遇などの特典も人気です。

カードによって様々な特典あり

先述したように、ビューカードには様々な種類があります。

例えばルミネカードでは、ルミネでの買い物がいつでも5%OFFになり、JALカードSuicaではボーナスマイルがたまるなど、カードによって異なる特典があるため、自分のライフスタイルにあったカードを選ぶのも楽しいでしょう。

ビューカードはこんな人におすすめ

Suicaは交通系ICと相互利用ができるため、関東圏に住んでいない人にもおすすめです。

毎日電車やバスを利用したり、電子マネーSuicaをよく利用する方は持っておいて損はないでしょう。
年会費は524円かかりますが、WEB明細サービスを利用することで最大600円相当のポイントがもらえるため、むしろお得にもなります。

旅行が好きな方、通勤・通学で電車やバスを利用する方にとって、ビューカードはおすすめのクレジットカードです。

Life(ライフ)カードがおすすめな理由

ライフカード
ライフカードは、ライフカード株式会社が発行しているクレジットカードです。
業界でも注目されているポイント還元システムが特徴的なことに加え、年会費無料、学生などに対応したクレジットカードもあり使い勝手の良さが魅力です。

ライフカードのメリット


ライフカードのメリットについて見ていきましょう。

誕生月はポイント還元率が3倍

ライフカードを利用する大きなメリットは、誕生月ポイント3倍の特典です。自分の誕生日がある月にライフカードを買い物で使うと、いつどこでどのように利用してもポイントが3倍になります。

利用シーンは限定されていないため、コンビニやスーパーマーケットなどの日々の買い物にもライフカードを利用することで、よりためやすくなります。

ポイントアッププログラムで還元率常時2倍も可能

ライフカードのポイントは、通常は1,000円につき1ポイントが付与されますが、年間利用金額によって翌年度の還元率が変わります。

年間利用金額が200万円以上のプレミアムステージになると還元率は常時2倍。さらに誕生月にはその3倍になるため、月々の固定費や日常の支払いをライフカードに集約すれば効率良くポイントをためることができるかもしれません。

L-MALLを利用すると還元率は最大25倍に

ネットショッピングをする際は、ライフカードが運営する「LIFE-Web Desk」会員限定のショッピングモール「L-Mall」経由で買い物をするのがおすすめです。
L-MALLには600以上の種通販サイトがあり、Amazonや楽天、Yahoo!などの様々なショップも入っています。

そして、L-MALL経由でショッピングをすると、支払金額に応じて最大25倍ものポイント還元率にもなるため、普段のネットショッピングでもお得にポイントを集められます。

理由その④ポイントの有効期限が最大5年

ポイント有効期限はカードによって異なりますが、還元率の高いカードはポイント有効期限が1年や2年と短いものが多い傾向にあります。

しかしライフカードは比較的ポイント還元率が高いカードですが、有効期限は5年と長いのが特徴です。
ただし2年目までは自動的に繰越しされますが、3年目以降は自分でポイントを繰越の手続きをする必要があるので注意しましょう。

学生専用、女性を対象にしたライフカードも

ライフカードにはさまざまな種類があり、学生専用や女性のための特典が多いカードもあります。

例えば海外旅行傷害保険が学生である時は無料付帯される「学生専用ライフカード」、海外での買い物利用の3%をキャッシュバックされる旅する女性におすすめの「ライフカード Stella」など多彩なラインナップが用意されています。

そのため、自分のライフスタイルにあったライフカードを選ぶことも可能です。

ライフカードはこんな人におすすめ

ライフカードはポイント還元率が高いカードであることから、普段からカード利用が多い方にとっては大きな力を発揮するカードと言えるでしょう。
また、ポイントを多くためて一気に使いたい方、本当に必要なときまでポイントを使わずにとっておきたいという方にもピッタリです。

目的や用途によって複数のカードを併用するのもアリ!


今回は、特典・メリットの多い5つのカードをご紹介しました。
クレジットカードはライフスタイルやカードを利用するシーンによってポイントの貯まり方も異なります。

今持っているクレジットカードの良さも活かしながら、もう1枚クレジットカードを持つことも選択肢に入れるのもよりお得に生活する上でおすすめです。
それぞれの支払額に注意しながら、クレジットカードでポイントをためてお得に活用してみてはいかがでしょうか。

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