CAMPFIREが提供するクラウドファンディング「CAMPFIRE」が、2020年5月の流通額が38.9億円・支援者数が39万人となったことを発表しました。
新型コロナの影響で利用増加
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、経営に大幅な支障をきたした事業者の資金調達手段としてクラウドファンディングの利用が急増しています。
5月度の流通額は、4月に引き続き過去最高額を更新したとのこと。また、サービス開始から6月1日(月)までの累計流通額は240億円超を達成しています。
CAMPFIREでは2月28日(金)より「新型コロナウイルスサポートプログラム」を開始。
新型コロナウイルス感染拡大に伴いイベント中止・自粛を発表したアーティストやイベント事業者などが、サービス手数料0%・決済手数料5%のみでプロジェクトを実施できるプログラムです。
6月1日(月)までの本プログラム申請数は4,100件・そのうち資金調達を開始した事業者はのべ2,170社・支援者数は41.6万人・総支援額は44.1億円となりました。
なお、業種・分野別でみると「飲食」が910事業者・17.1億円と最多で、「音楽」が560事業者・14億円、「宿泊・地域」が280事業者・7億円という結果でした。
また、自治体・商工会議所を主体とした地域・エリアを挙げた大規模な取り組みが増え、3億円近く調達に成功する大規模なプロジェクトも登場しているといいます。