

今年の2月以降、新型コロナウイルスの影響で株価が暴落したため、ネット証券の口座開設数がこれまでにないほど増加しました。
新型コロナウイルス影響での株式相場の下落は、リーマンショックを超えるものでした。
その出来事をきっかけに個人投資家が証券口座の開設へと走ったのです。
その中でも、人気のあった証券会社は楽天証券とSBI証券でした。
この記事では、楽天証券とSBI証券のロボアドバイザーについて比較しながら紹介しています。
ロボアドバイザー(ロボットアドバイザー)とは?
いきなりネット口座を開いたとしても、何に投資してよいか、どのようなポートフォリオを組めば良いか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
自動で資産運用ができる
ロボアドバイザーとは、資産配分や商品の選定、発注、リバランスに至るまで、資産運用を自動で行ってくれるサービスです。
つまり、銘柄の発注や積立、再投資、リバランスなどを、あなたの代わりにすべて自動で行ってくれます。
チャンスを逃さず投資を始めよう
相場は下落している場合は、株が買いだとわかっていまが、実際にどのような株を買えばよいか、どのくらい買えばよいかが分からな結局何も投資しないで終わることが多いのです。
しかし、このチャンスで何も動かないのは非常にもったいないことです。
ですから、投資に悩んでいる方には便利なロボアドバイザーを利用することをおすすめいたします。
ロボットアドバイザーなら楽ラップがおすすめ!
楽天証券とは?
楽天証券は、楽天の子会社のネット証券会社です。
楽天スーパーポイントが貯まる!
楽天証券では、取引に応じて楽天ポイントが付与されます。楽天グループの共通ポイントである楽天ポイントは、ハイペースで貯めることができ、貯まったポイントの使い道も多いので、楽天を日常的に利用している方にとっては非常に有利です。
楽天証券で貯まった楽天ポイントは、楽天市場や楽天グループ各社、または楽天ポイントが使える街中の店舗でも使用することができます。
楽天スーパーポイントで投資運用ができる!
また、楽天証券らしいポイントの使い方といえば、「ポイント投資」ができることです。ポイント投資には、「投資信託または積立投信の買付」と「国内現物株式の買付」が可能です。
楽天証券の楽ラップとは?
なお、楽天はロボアドバイザーも活用しています。
楽ラップとは、ひとりひとりにあった運用コースを診断し、さらに運用のプロが自動で資産運用を行ってくれます。
これまでは資産運用のためにひとりひとりが、金融市場だけでなく、政治や経済などのあらゆる事象を分析する必要がありました。しかし、そうした手間を掛けずに資産運用ができる時代になったのです。
SBI証券とは?
SBI証券は、ソフトバンクの子会社ということもあり、かなりの信用度があります。
国内株式の売買手数料が安い
SBI証券は、国内株式の売買手数料は、日本で一番安い証券会社になりました。そのため、個人投資家の口座開設数が急増しています。
SBI証券のWealthNavi(ウェルスナビ)とは?
また、SBI証券は運用に悩む方のためにロボアドバイザーサービスも提供しています。SBI証券のロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)は非常に評判が良く注目されています。
ハイレベルの金融アルゴリズム
ノーベル賞受賞者が提唱した理論を元に、レベルの高い金融アルゴリズムで、ひとりひとりに合ったポートフォリオを自動で組み、リスクを抑えながら利益を最大化をすることを目指しています。
そのような高度なサービスを提供できる証券会社は、他にはありません。
ロボアドバイザーを楽天証券(楽ラップ)とSBI証券(WealthNavi)で徹底比較!
ここでは、2種類の証券会社のロボアドバイザーについてそれぞれの項目を分かりやすく比較していきます。
利用者数
次に、楽ラップとWealthNavi(ウェルスナビ)の利用者数の比較をしていきます。
SBI証券の方が口座開設数が多い
この数字は、明確には公表されていません。
しかし、SBI証券の方が口座開設数が多いため、楽天証券よりもSBI証券の方が、ロボアドバイザーの利用者数が多いと思われます。
リターン
ロボアドバイザーを選ぶのに重要なのはリターンではないでしょうか。
ここではリターンについて紹介していきます。
楽天証券(楽ラップ)
楽ラップのリターンは公開されていません。
しかし、2016年11月末の調査では+2%以上のリターンを得た方の割合が69.4%という結果が出されています。
SBI証券(WealthNavi)
WealthNavi(ウェルスナビ)のリターンは、2016年1月から2020年4月までの運用実績で10.9%という水準です。2020年4月といえば、コロナショックの真最中の時期ですので、このパフォーマンスは非常に優秀だといえます。
手数料
手数料によっては、利益に影響が出る場合もあるので、しっかりチェックしておきましょう。
楽天証券(楽ラップ)
楽ラップの手数料は手数料のコースが用意されています。
固定報酬型
月毎に、運用資産の残高に固定報酬型として0.715%をかけて算出された手数料を支払います。
成功報酬併用型
固定報酬型の0.605%に加え、リターンに応じて運用益の5.5%を手数料として支払います。
SBI証券(WealthNavi)
WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は1%です。預り金が3,000万円以上の場合は0.5%となります。
3,000万円以上とするとかなり高額になってきますので、手数料で考えると2社ともににそれほど差がないと言えます。
運用コース・プラン
ここでは自分の生活スタイルに合ったコースやプランを選んでいきましょう。
楽天証券(楽ラップ)
楽ラップを利用するに当たっては、16問の質問に答える必要があります。その回答によって、以下の運用コースの中からロボアドバイザーが提案してくれます。
SBI証券(WealthNavi)
WealthNavi(ウェルスナビ)を利用するに当たっては、まず、アンケートに答える必要があります。そのアンケートに基づいて、ロボアドバイザーがあなたの要望に沿った運用をしてくれます。
銘柄
自分の投資したい銘柄がある場合は、銘柄でロボアドバイザーを決めるのもおすすめです。
楽天証券(楽ラップ)
楽ラップは米国FTFなどにも投資することができますが、国内の投資信託にも投資できるのが特徴です。
SBI証券(WealthNavi)
WealthNavi(ウェルスナビ)は海外ETFの中から、独自の観点を元に銘柄を選定しています。
最低投資金額
いくらからロボアドバイザーが利用できるかについても気になるポイントではないでしょうか。
楽天証券(楽ラップ)
楽ラップは1万円から利用できます。
すぐに手持ちのお金が用意できない場合も、少額投資ができるのでおすすめです。
SBI証券(WealthNavi)
WealthNavi(ウェルスナビ)の最低投資金額は10万円です。
ロボットアドバイザーなら楽ラップがおすすめ!
楽天証券(楽ラップ)はどんな人におすすめ?
楽天証券の楽ラップがどのような方におすすめか紹介していきます。
投資初心者の方
楽ラップの運用に向いているのは、投資初心者の方です。
なぜなら、投資資金「1万円」から運用できるからです。
例えば、資金に余裕がないときに投資を始める場合はに何十万円という資金を用意することは難しいかもしれません。
しかし、楽天証券であれば1万円でロボアドバイザーが自動運用をしてくれます。
ロボットアドバイザーなら楽ラップがおすすめ!
SBI証券(WealthNavi)はどんなひとにおすすめ?
SBI証券のWealthNavi(ウェルスナビ)がどのような方におすすめか紹介していきます。
資産運用知識と資金がある方
SBI証券の自動運用は、ある程度資産運用知識のある方におすすめです。
なぜならば、WealthNavi(ウェルスナビ)はこれまでの実績についても診断してくれるからです。
そして、最低運用金額が10万円ということで安定した収入がある方向けではないでしょうか。
ロボットアドバイザーならWealthNavi for SBI証券がおすすめ!
ロボアドバイザーは楽天証券(楽ラップ)とSBI証券(WealthNavi)がおすすめ!
どちらの証券会社もともに見劣りしないので、どちらもおすすめのサービスということがお分かりいただけたと思います。
SBI証券は、レベルの高い金融アルゴリズムに基づいてWealthNavi(ウェルスナビ)を運用しているのを売りにしています。
また、楽ラップの運用実績を見ると、かなり優秀なリターンを残しています。
この記事を参考に、自分に合ったロボアドバイザーのサービスを探してみるきっかけにしてみてください。
ロボットアドバイザーなら楽ラップがおすすめ!