食料品や日用品などの生活費は、何かと出費がかさみます。
必ず必要になる生活費の支払いは、クレジットカードの利用がおすすめです。
そこで今回は、生活費管理におすすめのクレジットカードを4つ紹介します。
生活費の支払いにクレジットカードがおすすめの理由や現金払いとクレジットカード払いはどちらがお得なのかも比較していきますので、ぜひ参考にしてください。
生活費の支払いはクレジットカードがおすすめ!
生活費の支払いはクレジットカード払いがおすすめです。
まずは、なぜクレジットカードで支払うと生活費がお得になるのか、おすすめの理由を紹介します。
生活費の支払でポイントが貯まる
食料品や日用品、公共料金など含め、生活費の支払いはクレジットカードを使うことでポイントが貯まります。
一般的なクレジットカードは0.5~1.0%の還元率があるため、生活費の支払いをクレジットカードにすることで、200円ごとに1~2ポイントのポイントが貯まることになります。
クレジットカードで貯まったポイントは、使っているカードの種類によって、次のような方法で利用することができます。
また、カードの種類によっては、キャンペーンなどの適用でポイントが倍増したり、買い物が割引されたりといった特典を受けることができるため、現金払いをするよりもさらにお得になります。
ATM手数料や代引き手数料がかからない
毎月の生活費を現金払いにしていると、ATMの利用が多くなります。
ATMによっては月に無料で引き出せる回数が決まっており、ATM手数料を取られることもあります。
しかし、クレジットカード払いの場合、分割払いやリボ払いを除いて、手数料はすべて加盟店が負担してくれるため、支払いに関する手数料がかかりません。
また、ネットショッピングをする際にも、現金払いだと代引き手数料を取られますが、クレジットカード支払いであれば手数料はかかりません。
固定費の支払いをクレジットカードにすると管理が楽になる
家賃や電気・ガス・水道などの公共料金や携帯電話代、インターネットプロバイダー料といった生活費もクレジットカード払いにすることで、毎月決まった日に自動引き落としされます。
お金がまとめて出ていくことにはなりますが、現金でその都度払うよりもお金の管理が楽になり、毎月届く明細書を家計簿代わりに利用することもできます。
オリコカード・ザ・ポイントは入会して6ヶ月間は還元率2%!
クレジットカードと現金払いどちらが得?
クレジットカードはお得だとよく耳にしますが、実際、クレジットカードと現金払いでどれほどの差が出るものなのでしょうか。
ここからは、クレジットカードと現金払いを具体的に比較しながら、どちらが得なのかをみていきます。
クレジットカードと現金払いの生活費の比較
現金払いの場合、クレジットカードと違ってポイント還元を受けることができません。
まずは、20代夫婦の生活費を例として、クレジットカード払いと現金払いでどれくらいの差が出るのかを比較していくことにしましょう。
(例)夫婦2人で支出22万円の場合(クレジットカードは還元率1.0%を利用)
支出項目 | 現金払い | クレジットカード払い(ポイント分を引いた金額) |
---|---|---|
家賃 | 80,000円 | 79,200円 |
食費 | 40,000円 | 39,600円 |
日用品 | 10,000円 | 9,900円 |
雑費 | 15,000円 | 14,850円 |
通信費 | 20,000円 | 19,800円 |
光熱費 | 20,000円 | 19,800円 |
交際費 | 15,000円 | 14,850円 |
保険医療 | 20,000円 | 19,800円 |
合計 | 220,000円 | 217,800円 |
このように月22万円分の生活費を現金払いにした場合とクレジットカード(還元率1.0%)を利用した場合とで比較すると、1ヶ月で2,200円の差額があります。さらに1年間となると26,400円も差が出ることになります。
あくまでここで紹介した生活費は例なので、実際の世帯数や地域によって生活費は大きく異なります。
しかし、クレジットカードの方がポイント還元の分、お得になることは間違いないでしょう。
クレジットカードと現金払いのATM手数料の比較
極端な話になりますが、預金の引き出しのため、週1回コンビニATMで利用したとしましょう。その際の手数料を計算すると次の通りとなります。
通帳の預金をコンビニATMで引き出した場合
つまり、月に4回(平日日中)に引き出すだけでも年間5,280円の手数料で損することになります。
クレジットカードではATM手数料がかからないので、ATM手数料で損をすることはありません。
楽天カードは楽天市場で買い物するとポイント還元率が3%!
生活費管理におすすめのクレジットカード4選
クレジットカードがお得であることは分かりましたが、実際に生活費管理に向いているクレジットカードはどれなのでしょうか。
続いては、生活費管理におすすめのクレジットカードを4つ紹介します。
楽天カード
楽天カードは、ポイント還元率は常に1.0%、楽天市場では3.0%と、非常にポイントが貯めやすいカードとして知られています。
年会費も永年無料で、家族カードの発行手数料もかかりません。
また、海外旅行保険も利用付帯しているため、海外旅行にも持っていきやすいクレジットカードとも言えるでしょう。
貯まったポイントはクレジットカードの支払いに充当できるだけではなく、楽天ポイント加盟店での利用や楽天市場での買い物で利用、楽天ポイントによる投資、ANAマイルへの交換など多くの利用ができます。
楽天カードは楽天市場などをよく利用する方におすすめのクレジットカードです。
JCBカードW
JCBカードWは18~39歳以下限定のクレジットカードなのですが、常にポイント還元率が1.0%を上回っている高還元カードです。
Amazonやセブンイレブンでは2.0%の超高還元となっているため、よく利用している方であればポイントが貯めやすいクレジットカードと言えるでしょう。
また、JCBカードWは年会費無料でETCカードや家族カードも発行でき、女性特有の疾病サポートが充実した「JCBカードWplusL」もあります。
貯まったポイントは商品券や商品と交換したり、クレジットカードの支払金額に充当したり、マイルや他のポイントに移行したりと、利用用途が豊富に揃っています。
ただし、申し込みは39歳以下となっているので、若年層しか持つことができないのがデメリットです。
オリコカード・ザ・ポイント
オリコカード・ザ・ポイントは入会後6ヶ月間は2.0%、通常1.0%の高還元率を誇るクレジットカードです。
また、オリコモール経由でのAmazonの利用では2.0%の還元率となるため、Amazonの利用が多い場合はポイントが貯まりやすくなります。
オリコカード・ザ・ポイントは年会費が無料で、ETCカードや家族カードも無料で発行することができます。貯まったポイントはAmazonギフト券をはじめとしたオンラインクーポンと交換できるだけではなく、電子マネーにポイント移行したり、マイルと交換したり使い勝手がよいのも特徴です。
ただし、還元率アップ対象の実店舗がない他、ポイント有効期限は1年間と短く、旅行保険が付帯されないのがデメリットと言えます。
リクルートカード
リクルートカードはポイント還元率が1.2%、年会費無料カードの中ではトップクラスの高還元率を誇ります。
さらに、じゃらんnetやホットペッパービューティーなど、リクルート系サービスの利用で最大4.2%の還元を受けることができます。
リクルートカードは家族カード共に年会費無料で発行することができ、旅行保険やショッピング保険も付帯しているので、安心して旅行でも使うことができるでしょう。
ただし、リクルートカードのポイントはポンタポイントに等価交換できるものの、使い勝手がよいというわけではないのがデメリットです。
生活費払いのクレジットカードは自分の利用するスタイルで選ぼう
今回は生活費管理におすすめのクレジットカードを紹介しました。
生活費払いのクレジットカードは年会費無料かつ高還元率のもの、さらに利用する店舗やネットショップに合わせて選ぶと、よりポイントをお得に貯められるため、現金払いよりも節約になるでしょう。
JCBカードWはAmazonやセブンイレブンでは2.0%の高還元率!