ネット自動車保険を徹底比較!選び方のポイントを紹介

「車を購入した際に車販売の担当の方にすすめられて」などの理由で加入することから、自動車保険の補償を意識する人は多くありません。
そのような中で、実際に保険内容を比較した上で決めたいという方のニーズに素早く答えられるようネット保険への加入が時代を追うごとに増加しているのです。

この記事では、そんなネット自動車保険の概要から主なネット自動車保険の解説、選び方のポイントまでを解説します。

ネット自動車保険とは?

ネット自動車保険は、今までは車を購入した際にディーラーからのすすめで加入していた自動車保険を、インターネットからの申し込みで加入が完結するものです。

メリットとして対面で保険を販売する代理店タイプよりも、保険料が安くなります。その理由は、代理店を介さずに契約が可能であることから、代理店手数料などの費用が発生しないためです。

昨今は、重大な事故を起こした際に、高額な賠償金を請求されることが多くあることから、地方自治体で自動車保険加入を義務化する場所も増加しています。全国的に努力義務、義務化の差はありながらも、自動車保険加入義務化に少しづつ移行していることから、自動車保険を比較して選ぶことが大切です。

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おすすめのネット自動車保険を比較

おすすめの5種類のネット自動車保険を、保険料、補償内容、キャンペーンの観点から比較します。

※保険料や補償内容、キャンペーンについては2020年10月時点の各保険の公式サイトの情報を参照しています。

チューリッヒネット専用自動車保険

事故率が低いとされる28歳〜58歳の年齢においては、保険料を安くすることで手軽に入りやすい点も多くの方から人気を集めています。
値段が安くても対人・対物賠償、人身傷害などの基本補償が利用できる点ではコストパフォーマンスの高い保険と言えるでしょう。

チューリッヒネット専用自動車保険の保険料

トヨタ プリウスの場合を例にして算出した、チューリッヒネット専用自動車保険の保険料は以下の通りです。

条件 20等級、日常・レジャー利用、本人・配偶者限定、ゴールド、30歳、ロードサービス特約付与
車両保険なしの場合 9,730円(年間)
車両保険ありの場合 25,590円(年間)

チューリッヒネット専用自動車保険の補償内容

チューリッヒネット専用自動車保険の補償内容は以下の通りです。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 人身傷害保険
  • 車両保険 ワイドカバー型(一般条件)
  • 車両保険 限定カバー型
  • その他の特約

    その他の特約は以下の通りです。

  • 対物超過特約
  • 地震等による車両全損一時金特約
  • 地震等による死亡一時金特約
  • 免責ゼロ特約
  • 免責ゼロ特約(車対車)
  • ロードサービス費用特約
  • 原付特約
  • 弁護士費用等補償特約
  • 個人賠償責任補償特約
  • 無保険車傷害特約
  • 他人の車を運転した時のための補償
  • チューリッヒネット専用自動車保険のキャンペーン

    チューリッヒネット専用自動車保険は契約中の方に向けて、2台目以降の自動車保険を契約すると“えらべる”グルメギフトがもらえるキャンペーンを開催しています。

    ソニー損保自動車保険

    ソニー損保は、ネット経由などを含めたダイレクト自動車保険で18年連続売上No.1の実績を誇る人気の自動車保険です。事故が起きた際に連絡を行うサービスセンターも24時間・年中無休、専任担当者が最後までサポートしてくれます。
    保険料は、走る距離が短いほど安くなり、休日だけしか車に乗らない方などの保険料負担の軽減も考慮されている点もメリットです。

    ソニー損保自動車保険の保険料

    トヨタ プリウスの場合を例にして算出した、ソニー損保自動車保険の保険料は以下の通りです。

    条件 20等級、30歳以上、ゴールド、年間予想走行距離3,000km以下の場合
    車両保険なしの場合 13,750円
    車両保険ありの場合 34,330円
    割引
  • インターネット割引 10,000円
  • 証券ペーパーレス割引 500円
  • ソニー損保自動車保険の補償内容

    ソニー損保自動車保険の補償内容を紹介します。

  • 対人賠償
  • 対物賠償(対物超過修理費用)
  • 人身傷害
  • 搭乗者傷害
  • 車両保険
  • 新車買替特約
  • 事故時レンタカー費用特約
  • 車内身の回り品特約
  • オプションの補償内容

    オプションの補償内容は以下の通りです。

  • 弁護士特約
  • 個人賠償特約
  • おりても特約
  • ファミリーバイク特約
  • ソニー損保自動車保険の割引キャンペーン

    インターネット割引:10,000円(インターネットから申し込みした場合)

    証券ペーパーレス割引:500円

    アクサダイレクト自動車保険

    アクサダイレクト自動車保険は、保険料算出に8種類の要素が盛り込まれています。多様な要素が保険料算出に適用されることからその人に合った保険料が適用され、無駄に多くの金額を払う必要がなくなるのです。
    また提携しているロードサービスは全国に10,000拠点以上あり、どのような場所で事故が起きたとしても安心と言えるでしょう。

    アクサダイレクト自動車保険の保険料

    トヨタ プリウスの場合を例にして算出した、アクサダイレクト自動車保険の保険料は以下の通りです。

    条件 30歳以上補償、本人・配偶者型、継続11級
    車両保険なし(エコノミータイプ) 年間一括払い 17,420円
    一般車両保険あり(フルカバータイプ) 年間一括払い 44,410円

    アクサダイレクト自動車保険の補償内容

    アクサダイレクト自動車保険の補償内容を紹介します。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 無保険車傷害保険
  • 人身傷害補償特約
  • 搭乗者傷害保険
  • 一般車両保険(フルカバータイプ)
  • 「車対車+A」車両保険(スタンダードタイプ)
  • 選べる追加の補償

    選べる追加の補償は以下の通りです。

  • 地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約
  • 対物全損時修理差額費用補償特約
  • 弁護士費用等補償特約
  • ファミリーバイク特約
  • アクサ安心プラス(ファミリープラス)
  • アクサ安心プラス(レディースプラス)
  • アクサ安心プラス(ペットプラス)
  • 他車運転危険補償特約(自動セット)
  • 被害者救済費用補償特約(自動セット)
  • アクサダイレクト自動車保険の割引キャンペーン

    アクサダイレクト自動車保険では、インターネット割引が最大で20,000円適用されます。
    割引額は保険料に応じて異なり、所定の条件があります。

    イーデザイン損保(東京海上グループ)の自動車保険

    イーデザイン損保は専門家が選んだ自動車保険において6年連続No.1となりました。

    20等級が継続して続いていても割引が適用されない多くの自動車保険の事実に対して、1年間無事故の場合に無事故割引を適用しています。事故が起きた時以外にも使える医療相談(メディカルコールサービス)などの独自サービスを展開している点もメリットです。

    東京海上保険会社時代から数えると、1914年に自動車保険販売を始めてからおよそ100年以上の事故対応のノウハウは大きな安心を得られる保険と言えるでしょう。

    イーデザイン損保(東京海上グループ)の自動車保険の保険料

    トヨタ プリウスの場合を例にして算出した、イーデザイン損保の自動車保険の保険料は以下の通りです。

    条件 20等級、年間走行距離 3,000km以上
    車両保険なし 12,780円
    車両保険(エコノミー)あり 19,650円
    割引 新規インターネット割引 10,000円適用

    イーデザイン損保(東京海上グループ)の自動車保険のサービス内容

    イーデザイン損保の自動車保険の補償内容を紹介します。

  • 対人賠償責任保険
  • 対物賠償責任保険
  • 人身傷害補償保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故傷害保険
  • 無保険車事故傷害保険
  • 車両保険
  • 他車運転危険補償保険
  • 弁護士費用等補償保険
  • その他の特約

    その他の特約は以下の通りです。

  • 運転者家族限定特約
  • 運転者夫婦限定特約
  • 運転者本人限定特約
  • ファミリーバイク特約
  • 対物超過修理費用補償特約
  • 被害者救済費用等補償特約
  • 人身傷害の被保険自動車搭乗中のみ補償特約
  • 育英費用特約
  • 女性のお顔手術費用特約
  • 入院時諸費用特約
  • エコノミー車両保険(車対車+A)特約
  • 車両盗難不担保特約
  • 車両新価保険特約
  • 車載身の回り品補償特約
  • 車両全損時諸費用補償特約
  • 事故時レンタカー費用特約(修理期間実損払)
  • 個人賠償責任補償特約
  • イーデザイン損保(東京海上グループ)の自動車保険の割引キャンペーン

    イーデザイン損保は、各種割引を利用すると最大11,000円もお得に利用することができます。インターネット割引や、保険開始日の45日前までにインターネットで申し込む早割など複合的に利用可能です。

    SBI損保自動車保険

    保険料の安さ満足度で上位を維持し続ける保険会社です。保険料を決定するために考慮する項目が多岐に渡ることからより細かく個人に合った保険料で契約できる点もメリットと言えるでしょう。

    SBI損保自動車保険の保険料

    マツダ CX-5の場合を例にして算出した、SBI損保自動車保険の保険料は以下の通りです。

    条件 43歳、20等級、免許証ブルー、本人・配偶者限定、車両保険なし、年間走行距離 5,000km以下
    一括払い 17,770円()
    月払 1,600円

    SBI損保自動車保険のサービス内容

    SBI損保自動車保険の自動車保険の補償内容を紹介します。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 他の自動車運転危険補償特約
  • 被害者救済費用等補償特約
  • 人身傷害補償保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故保険
  • 無保険車傷害保険
  • 車両保険
  • オプションの補償

    オプションの補償は以下の通りです。

  • 自宅・車庫等修理費用補償特約
  • 全損時諸費用保険金特約
  • ファミリーバイク特約
  • 自転車事故補償特約
  • 個人賠償責任危険補償特約
  • 弁護士費用等補償特約
  • 車内外身の回り品補償特約
  • SBI損保自動車保険の割引キャンペーン

    インターネットで新規または継続の手続きを完了した場合には、新規で12,000円、継続手続きで10,000円の割引が適用されます。その他にもゴールド免許での割引、新車割引など多様な割引キャンペーンは魅力です。

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    ネット自動車保険の選び方のポイントは?

    ネット自動車保険の選び方のポイントを解説します。

    割引の充実度

    自動車保険は、年間で大きな金額を支払いますが、利用するタイミングは決して頻繁に起こる訳ではありません。万が一のことが起きた場合のお守りとして加入しますが、実際には1度も利用しない方もいるでしょう。

    そのため、基本料金が安いネット自動車保険においても、インターネット割や早割などの割引の充実度は大切なポイントです。

    基本補償の範囲

    対人・対物補償に加えてどのような補償が基本補償に含まれているかも大切です。
    また、基本的な補償に対して実際に支払う保険料が見合っているかもポイントと言えるでしょう。

    保険料算出項目の豊富さ

    保険料を算出する際に考慮する項目が少ないと、事故を起こさず、長期契約を行なっている方に対する保険料が割に合わない場合が発生します。長く契約する方にも適切な保険料を設定されるような考慮もポイントです。

    ネット自動車保険を比較して選ぼう

    ネット自動車保険会社は、それぞれの特徴を全面的にアピールし、競合しています。まずは、ネット自動車保険を比較して、自分にあったものを選択することが大切です。

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