マネックス証券のつみたてNISAの設定を変更するには?

社会的な不安や人生のライフプランを考える上で、多くの方が貯金とはプラスして資産運用について考えるようになりました。銀行預金での金利が低くなっている現代において、NISAを利用して非課税で資産運用を行う流れが少しづつ広がっているのです。

この記事では、マネックス証券におけるつみたてNISAとNISAの変更方法にフォーカスを当てて解説していきます。

マネックス証券のつみたてNISAとNISAの変更方法は?

マネックス証券のつみたてNISAとNISAの変更方法は?

つみたてNISA→NISA、NISA→つみたてNISAへの変更を行う場合は、その年中の変更を行うのか翌年から変更を行うのかによって手続きは異なります。

その年の変更を行う場合

その年の変更を行う場合には、マネックス証券のコールセンターへ連絡しましょう。
変更手続きに関わる書類が、マネックス証券から送付されるため、こちらを記入・返送することで手続きを行うことができます。

しかし、すでにその年の非課税枠を利用している場合には、変更を行うことができないため注意して下さい。

翌年以降の変更を行う場合

翌年以降の変更を行う場合には、非課税口座移動届出書の提出が必要となります。
この書類は、毎年9月上旬から12月にかけて、マネックス証券ホームページより請求が可能です。

非課税口座異動届出書はあくまで、翌年の変更を行う書類ですが、申込期限があります。そのため、期限を把握した上で、余裕を持って申し込みを行うことが大切です。

マネックス証券のつみたてNISAとNISAに変更する際の注意点

マネックス証券のつみたてNISAとNISAに変更する際の注意点

NISAつみたてへの変更を行う場合の注意点について解説します。

一般NISA→つみたてNISAの注意点

投資信託の場合は変更申請を行ったとしても、変更手続きが完了する前にその年の非課税枠を利用してしまった場合には、変更が適用されません。また、投信つみたての買付や分配金の再投資などで無意識に非課税枠を利用してしまうこともあるため気をつけましょう。

また、投信つみたてを申し込みしている場合は、書類を提出しても勘定変更ができないことも覚えておく必要があります。

外国株式においては、原則として勘定変更手続きを行われる日までにその年の非課税枠が利用されていないことを条件に勘定変更が適用されるのです。
しかし、勘定変更を行う前後数日に発生した取引については、勘定変更が自動的に優先され、NISA口座で発生した取引が課税対象となる可能性があるため、気をつけましょう。

つみたてNISA→NISAの注意点

投資信託においては、一般NISA→つみたてNISA同様に、変更手続きが完了する前にその年の非課税枠を利用した場合は、変更が適用されません。
また投信つみたての申し込みにおいても、書類を提出しても勘定変更はできません。

外国株式においては、勘定手続きが行われた日の翌営業日以降であれば、順次可能となります。最短で翌営業日の18時頃から可能ですが、申し込み状況が混雑していれば長くて1週間掛かる場合もあるので、気をつけましょう。

他金融機関からマネックス証券のつみたてNISAに変更する方法

他金融機関からマネックス証券のつみたてNISAに変更する方法

他の金融機関からマネックス証券のつみたてNISAに変更したい場合は以下の手続きが発生します。

金融機関を変更することを申し出る

マネックス証券に変更する前の金融機関に対して、金融商品取引事業者等変更届出書を提出します。この書類を提出することによって非課税口座廃止通知書または勘定廃止通知書が発行されますので、こちらを保管して下さい。

マネックス証券に対してNISA口座開設を申し込む

ホームページよりNISA口座の開設を申し込みましょう。申し込みが完了すると必要な書類と案内がマネックス証券より送付されますので、事前に取得した非課税口座廃止通知書または勘定廃止通知書などの必要書類のやりとりを経て口座開設が完了します。

つみたてNISAの金融機関を変更する際の注意点

その年の変更については、非課税枠を利用していないことが前提条件です。もしも変更前の金融機関で非課税枠を利用している場合には変更ができません。

また、変更手続きは変更を行いたい前年10月1日から今年の9月30日までに手続きが必要です。

マネックス証券から他金融機関のつみたてNISAに変更する方法

マネックス証券から他金融機関のつみたてNISAに変更する方法

マネックス証券から他金融機関に変更したい場合は、利用している方によって手続きが異なることから、コールセンターに電話を行いましょう。

マネックス証券 お客様サポート コールセンター iDeCo専用ダイヤル

電話番号:0120-034-401
受付時間:平日:9:00~20:00、土日:9:00~17:00(祝日を除く)

こちらの変更においても、すでに非課税枠を利用している場合には、その年の金融機関の変更はできないため、気をつけましょう。

マネックス証券のつみたてNISAの銘柄(商品)変更方法

マネックス証券のつみたてNISAの銘柄(商品)変更方法

マネックス証券におけるつみたてNISAの銘柄変更はマイページから簡単に行うことができます。

手順としてはログイン後に、「投信・積立」→「投信つみたて申込状況」を選択した後に、変更したい申し込みを「取消」した後に、新規で新しい銘柄を「お申込み」することで変更が完了することを覚えておきましょう

商品の金額や口座区分の変更方法

つみたてNISAの金額変更や、口座区分の変更は、ログインをした後に「投信・積立」→「投信つみたて申込状況」→「訂正」を行うことで手続きが完了します。

NISAとつみたてNISAの違いとは?

NISAとつみたてNISAの違いとは?

NISAとつみたてNISAの違いについて解説します。それぞれの制度の違いをしっかりと把握した上で、変更手続きを行いましょう。

NISAとは?

1年間の非課税枠が120万円であり、非課税期間が最長で5年間の制度です。株式・投資信託などを中心とした国内・海外を含めた金融商品への投資が可能であり、対象となる種類も豊富であることから自由度の高さは魅力と言えます。

投資のタイミングを自由に行えることと、投資可能商品の種類が多いことがメリットです。

つみたてNISAとは?

2018年からスタートした非課税制度です。1年間の非課税枠は40万円であり、非課税期間は通常のNISAよりも長い20年となります。積立で購入できることから大きな元手が必要ない点も、始めやすいポイントと言えるでしょう。

その他にも、投資対象となる商品についても、金融庁が選んだ商品に限定されることから、大きな資産変動がない点も投資初心者には始めやすいと言えるでしょう。

なぜNISAが注目されているのか?

NISAは、資産運用を行う上で発生した運用益・分配金が非課税になることが大きな注目を集めています。通常であれば、投資を行った際に得た利益に対しては、20.315%の税金が発生し、納めなければいけません。

非課税になることで、本来は差し引かれる税金分も投資運用に充てられるのです。

マネックス証券のつみたてNISAの設定を変更してみよう

マネックス証券のつみたてNISAの設定を変更してみよう

この記事では、つみたてNISAとNISAのおおまかな特徴から、マネックス証券におけるつみたてNISAの各種変更方法について解説しました。

長期間にわたって取り組んでいく制度であることから、NISAつみたてNISAのどちらが合うかをしっかりと選定することが大切です。NISAつみたてNISAの特徴をしっかりと理解した上で、手続きを行いましょう。

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