リップル(Ripple)投資部門設立からXRP関連プロジェクトに540億円出資

リップル(Ripple)社が2018年5月に設立した投資部門であるXpring(スプリング)がこれまでにXRPの関連プロジェクトに5億ドル(約540億円)を投資していたことが明らかになった。Xpringが7月2日、ブログで発表した。

投資先はゲームプラットフォームなど

同ブログの投稿によると、投資の対象となったプロジェクトは20以上となり、スタートアップから大規模な企業まで含まれているという。主な投資先としては、ゲームプラットフォームのフォート(Forte)や記事や動画といったコンテンツ制作者に報酬が支払われるプラットフォームのコイル(Coil)がある。

その他の企業が、プライバシーを重視した決済ネットワークのボルト・ラボ(Bolt Labs)、仮想通貨のレンディングマーケットプレイスのダルマ(Dharma)、セキュリティトークンのプラットフォームであるセキュリタイズ(Securitize)などがあった。

XRPのユースケースを支援、分散型金融にも注力

XpringはXRPのユースケースを生み出すプロジェクトの開発を支援するため、開発者向けのツールやサービスなどを提供を行っている。またXpringは、XRPレジャーとインターオペラビリティ(相互運用性)、分散型金融の3つの分野に注力し、引き続き仮想通貨やブロックチェーンに関わるプロジェクトに投資していくとしている。

リップル(XRP)の価格・相場・チャート

参考
Building the Internet of Value: One Year Later

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