Yahoo!(ヤフー)カードを解約する方法や注意点は?Tポイントは失効する?

「クレジットカードを作ってみたものの、やっぱりあまり使うことがない…」と、解約することもあるでしょう。しかし、いざ解約・退会しようと思っても、実際にどのようなプロセスで解約するのか分からない方も多いようです。
そこで今回は、Yahoo!(ヤフー)カードの解約方法と、解約する際の注意点を解説します。間違いのない解約をするためにもしっかりと理解しておきましょう。

Yahoo!(ヤフー)カードを解約する方法

クレジットカードの解約ということで複雑な手続きがいるイメージもありますが、ヤフーカードに関しては電話一本で完了します。書類などを書く必要もなく非常に簡単な方法なので誰でも安心です。ただし、回線が混み合っており繋がらないこともあるので、時間に余裕があるときに電話するようにしましょう。

では、解約手順について解説します。解約自体は電話をするだけで完了しますが、電話する際にカードが手元にあるか、手元にないかで掛ける電話番号が異なるため注意してください。

Yahoo!(ヤフー)カードが手元にある場合

カードが手元にある場合は『ワイジェイカードのコンタクトセンター(TEL:0570-058200)』に電話してください。メンテナンスを除くと、年中無休で24時間受け付けているので基本的にはいつ電話しても問題ありません。

電話が繋がると、オペレーターではなく自動音声サービスでの案内が始まります。音声の指示に従って進んでいけば問題なく解約することができるので安心。番号を入力するように指示されることもあるので、間違わないように入力してください。聞き逃した場合でも、もう一度聞くことができるので安心して操作しましょう。

Yahoo!(ヤフー)カードが手元にない

カードが手元になくても解約はできます。ただし、カードが手元にない場合は自動音声による案内はできません。本人確認なども必要となるので、最初以外はオペレーターが対応してくれます。その場合は受付時間が発生するので、繋がるまでに時間がかかることがあるので注意しましょう。

発信先は『コンタクトセンター(TEL:0570-068200)』で、こちらの場合は土日祝日が定休日となっているので繋がりません。受付時間も9:30~17:30分になっているので間違わないようにしてください。繋がったらオペレーターにに解約することを伝え、指示に従って手続きを進めましょう。

Yahoo!(ヤフー)カードを解約する時の注意点

ヤフーカードを解約する際には注意してもらいたいことがいくつかあります。しっかりと理解した上で解約に進んでください。

短期間で解約すると信用情報に響く場合も

クレジットカードを解約する際に多く見られるのが「短期解約」です。短期解約することによってカード会社が受け取る印象は「カード作成で得られる特典狙いだったのでは…」というものになります。少なくとも良い印象になることはありません。

クレジットカードの契約から解約まではすべて記録されています。カード会社による記録だけでなく『個人信用情報機関』にも記録されるのです。

この情報は、新しくクレジットカードを作成する際に利用されます。今までどのようなクレジットカードを作ってきたのか、支払い状況はどうだったのか、いつ解約したのかなどです。そこで短期解約の情報があったら印象は悪くなります。短期解約で次のクレジットカードの審査が通らなくなる可能性があるので、できるだけ短期解約はせずに、最低でも半年は利用するようにしましょう。

解約の連絡は本人が行なう

クレジットカードに関する問い合わせや解約などは原則的に本人が行わなければいけません。個人情報のこともありますが、勝手にカードを操作されないための処理になります。ただし、本人が亡くなったなど電話をすることができない状況であれば家族でも解約手続きが行えるようになっているので、その旨を伝えてください。

ウェブからは解約できない

ヤフーカードの解約は必ず電話で行う必要があります。インターネットなどのオンライン申請で解約できると勘違いしている場合も多いので注意しましょう。電話の際には必ず本人からするようにしてください。

家族カードを持っている場合は家族にも確認を

ヤフーカードを解約してしまうと、ETCカードや家族カードも同時に使えなくなってしまいます。今までETCカードを使ってきた人にとっては非常に不便になりますので、別のETCカードを作ってから解約した方がいいでしょう。

家族カードに関しては、Tポイントなどはすべて失効となります。家族に同意を得ずに解約してしまうとトラブルの元になってしまうかもしれません。まずは、解約する旨を伝えてから残っているポイントをどのように使うか相談しましょう。解約前にポイントを使う、ギフトを送ってもらうなどで対処するのがいいと思います。

プラチナ補償も解約されてしまう

ヤフーカードの解約と同時に、付帯サービスであるプラチナ補償も一緒に解約処理となってしまいます。プラチナと付くほどの補償は付いており、できればプラチナ補償だけでも付いておいてほしいレベルです。今後の事故や損害に対する補償に不安がある人は解約する前に他の補償を検討しておきましょう。

Yahoo!(ヤフー)カードを解約するとTポイントは失くなる?

解約してしまうとヤフーカードに蓄積されているTポイントはすべて失効してしまいますが、このポイントは他のTポイントカードに移すことができます。
例えば、TSUTAYAやファミマなどに行けばTポイントカードは入手できます。
カードを入手したら、Tサイト上で『Tポイント利用手続き』から利用登録しましょう。登録が終わったら、Tポイントサイトからポイントの移行手続きをして無事完了です。また、Tポイントに加盟しているクレジットカードを他に持っている場合は、そちらに移すのも一つの手になります。

Yahoo!(ヤフー)カードを解約する前にしておきたいこと

ヤフーカードの解約自体は非常に簡単ですが、解約の手続きを行ってしまうと取り消すことはできません。本当に解約してもいいのか、解約する前にやっておかなくてはいけないことはないのかなど確認しましょう。

公共料金など固定費の支払い方法を変更する

今まで光熱費や携帯代などの支払いをヤフーカードにしていたのであれば、他の支払い方法に変更する必要があります。そのまま放置しておくと、支払い未納となって利用停止や契約解除になる場合もでてくるので注意してください。もし手続きが間に合わない場合は、各会社に事情を説明しましょう。

リボ払い・分割払いの有無や残高の確認

ヤフーカードを解約する際に、リボ払いや分割払いの残高が残っていた場合、解約した翌月に一括で請求されるので注意してください。一括引き落としになったとしても、口座に十分な残高があるかしっかりと確認しておきましょう。どうしても一括が厳しいのであれば、すべての支払いを終えてから解約するようにしてください。

Yahoo!(ヤフー)カードを解約した後におすすめなクレジットカード

ここからは、ヤフーカードを解約した後に利用したいクレジットカードを簡単にですが紹介します。

楽天カード

CMで見たことがある人も多い楽天カード。大手企業であり、利用者も多いことから高い安心感があると評判になっています。このカードを使うことによって、楽天ポイントを貯めることができます。キャンペーンを多く開催していることや提携サービスが多いことからポイントが貯めやすいのが特徴です。

また、年会費は無料ですが、海外旅行保険なもがしっかりと完備されています。楽天カードと言ってもさまざまな種類がありますので、自分に合ったカードを見つけてください。ポイントを上手く活用したいのであれば楽天カードを検討してみましょう。

セディナカード

セディナカードの大きなメリットとしては、海外でキャッシングサービスを利用する際のコストが低く抑えられる点です。セディナカードのATM手数料だけでなく、現地ATM手数料も無料となっているので、海外によく行く人におすすめのカードとなっています。その他にも、年間利用額によってボーナスポイントが付与されたり、国内旅行傷害保険が完備していたり、セブンイレブンでのポイント二重取りができたりと、非常に優秀なカードです。

JCBカード W

JCB CARD Wは年会費が無料でありながら、最高2000万円の補償が付いた海外旅行損害保険も付帯しています。期間限定でポイント4倍キャンペーンも行っているので、新しく作るなら間違いなくおすすめです。ただし、利用できるのは18歳~39歳以下の方だけなので、誰でも作れるカードではありません。

リクルートカード

リクルート社が発行をしているクレジットカードです。年会費や発行費、事務手数料などもすべて無料のお得なカードになっています。1回払い、もしくは2回払いでの利用であれば金利手数料も無料になるので驚きです。ポイント還元率は1.2%と、他のクレジットカードの平均である0.5%の約2.4倍を誇っています。使える店舗やサービスも多く、長期的に使うのであれば大変おすすめです。

ライフカード

ライフカードも条件付きで年会費無料のクレジットカードです。基本的な還元率は0.5%ですが、利用すればするほど還元率が上がっていくシステムを採用しているので、クレジットカードを使う頻度が高い方におすすめです。さらに、誕生日月の1ヶ月に限りポイントが3倍となります。年間利用額が50万円を超えると、ボーナスポイントとして300ポイント(1,500円分相当)が付与されるので、キャンペーン利用のメリットも大きいです。

ビュー・Suicaカード

ビュー・スイカカードでは、1,000円の利用につきビューサンクスポイントが2ポイント(約5円相当)が付与されます。定期券の購入やオートチャージなどJR東日本のサービスを利用することによってポイントが3倍になるのは大きなメリットです。貯めたポイントはSuicaや電子マネー、商品券、グリーン車利用券などと交換することができます。海外旅行保険・国内旅行保険の両方が付帯されており、持っているだけで保険の対象となるのです。国内旅行の保険が付いているクレジットカードは少ないので、国内旅行をよくする人におすすめです。

イオンカード

イオンカードはヤフーカードと同様にETCカードを発行することができます。発行手数料から年会費まで無料なので大変お得です。ショッピング保険と盗難補償保険が付帯しており、盗難に遭った際には60日以内であれば被害額が補償されます。イオンカードではWAON、楽天Edy、モバイルSuicaにチャージが可能です。

三井住友カード

通常のポイント還元率は他のカードと比べると高くはありませんが、会員専用のオンラインショッピングサイト「ポイントUPモール」を利用することで、得られるポイントが最大で20倍になります。三井住友カードという、高い認知度とステータス性によって安心感も高いです。ETCカードの年会費は500円(税抜)が基本となりますが、年に1回以上利用すれば翌年度の年会費無料なので、ほとんど実質無料です。

Yahoo!(ヤフー)カードを解約前に分からないことは問い合わせよう

電話で解約の手続きをした時点で解約は完了してしまいます。解約した後で後悔しても遅いので、分からないことがあれば、必ず解約前に問い合わせて確認するようにしましょう。オペレーターに電話してみると、しっかりとした受け答えで疑問や不安を取り除いてくれます。

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