楽ラップで自動積立はするべき?積立投資のメリットや設定方法とは

楽ラップには、自動積立という機能があります。しかし、今まで積立というものをやったことがない人からすれば「積立って本当にお得なの?全然儲けにならないんじゃないの?」という疑問がでてくるでしょう。そこで今回は、楽ラップの自動積立のメリット・デメリットを交えながら自動積立の方法を解説していきます。

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積立投資のメリット・デメリットは?


まずは、積立投資のメリットとデメリットについて解説します。両方とも理解することによって、自分は積立投資に向いているのか、自分の今の状況は積立投資するべきなのか、などの参考になればと思います。

積立投資のメリット

ますは、積立投資のメリットについて解説します。

ドルコスト平均法となり為替の影響を最小限に抑えられる

ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品を毎回同じ金額ずつ、定期的に継続して買っていく方法のことです。ドルコスト平均法の特徴としては、毎回同じ「数量」ではなく、同じ「金額」ずつ購入するので、相場が下がったときはより多くの数量を買うことになります。

ドルコスト平均法の「価格などに関係なく決まった日程で同じ額を投資していく」という特徴を使うことで、価格の下落・暴落リスクを分散することができます。1回に大きく買うよりも複数回に分けるからです。

投資初心者にとっては、相場というのは分かりづらいものとなっています。
そのため、一度に大量に購入してしまうと、どうしても高値づかみのリスクが高くなってしまうのです。そういった理由もあって、できるだけタイミングが分散されるドルコスト平均法が有効ということになります。

強制的に積み立てるので相場に振り回され一喜一憂しない

人間は誰しもが欲を持っています。投資初心者の考えとしては「少ない投資で多く稼ぎたい」や「安い時に買って、高い時に売りたい」というものが多いです。しかし、実際は「高く買って、安く売ってしまう」ということも多く、絶対勝てない状況になっていることも多いとされています。

投資の世界において「歓喜で売って悲観で買う」という相場の名言があります。価格が下がり始めてから売っては駄目、下がった時点から売りに走るのは売り時が見抜けてないということになるのです。投資をするのであれば、最終地点である出口まで見抜いておかないといけません。

しかし、このような問題は初心者にとって簡単にクリアできるものではありませんし、経験によって培われていくものです。そのため、初心者には自動積立を利用するのが良いとされています。自動積立にしておけば「人間の欲」がありませんから、機械的に積み立てることができます。大きな利益はなくとも、大きな損失もなくなるわけです。

積立投資のデメリット

メリットがある一方で、自動積立にはデメリットも存在します。デメリットを理解することが、自動積立を利用していく上で非常に大切になので覚えておきましょう。

右肩上がりの相場以外ではマイナスになる

自動積立は必ずしも利益を出すものではありません。いくら取得単価を抑えていた運用をしていたとしても、最終的に価格が上昇していなければ投資としては意味がありません。プラスになるどころかマイナスとなってしまいます。

そうならないために、できるだけ右肩上がりしている相場を選びたいです。では、安定して右肩上がりになっている相場はなにか。それは「世界経済」です。世界経済は、長期的に見れば「年間3%」の伸びとなっている状況なのです。楽ラップは世界経済にも投資していますので、短期的なマイナスの可能性もありますが、長期的に考えると成長してくと考えられています。

長期投資が必要(短期の投資で利益は狙えない

前述した通り、世界経済は右肩上がりに成長しています。しかし、一定の期間・短期的に見ると大きなマイナスになることもあるのです。最も有名なのが「リーマンショック」のような大暴落で、これに巻き込まれることによって大きなマイナス(含み損)になります。

しかし、これは一時的なものであり長期的に見ればそれも小さな事件の一つです。リーマンショックが発生した2008年当時は大暴落と言われていましたが、10年経った頃には大きく上昇しています。そういったことも含めて、自動積立は長期的な運用となるのです。

楽ラップは細かい金額設定で自動積立ができる

楽ラップの自動積立は、10万円からの楽ラップの契約にプラスして申込むことができます。自動積立自体は1万円から始めることが可能で、楽ラップの新規契約から、すでに楽ラップの会員でも申込みは可能です。積立のみの利用はできないので注意してください。

積立できる日は10日か25日

自動積立の引き落とし日は「毎月10日」か「毎月25日」と決められています。どちらにした方が良いかは人それぞれで異なりますが、給料日として比較的多い25日に設定しておくと残高不足による引き落とし不可などになりにくいです。給料日が月末の方は、10日に指定しておくと良いかもしれません。

注意点としては、3回連続で残高不足などによるエラーが発生すると「自動積立が強制的に解除」されてしまう部分です。せっかく順調に積み立てていたのに、知らず知らずに解除されていたら戸惑う方も出てくるでしょう。自分の環境にあった日を指定するようにしてください。

楽ラップで自動積立設定をする方法


まずは、無料診断で16問の簡単な質問に答えてください。どの質問も難しいものはなく、中には無回答という選択肢もあるので安心して答えましょう。すべての質問に答えると「この回答で診断する」と表示されるので問題なければ進んでください。すると、無料診断の結果が表示されます。

確認し、問題がなければ「運用コースを見てみる」をクリックしてください。すると、楽ラップが選んだ運用コースが表示されます。その画面の右下にある「運用コース/積立・運用金額の設定、変更」をクリックすれば変更することが可能です。変更し、問題がなければ「上記設定にて申し込む」をクリックします。

ページが変わり各項目の設定を行います。

  • 申込金額
  • 積立
  • 積立金
  • 口座区分
  • 手数料コース

以上の設定が終わったら「契約書面確認」をクリックしてください。次の画面で「電子交付に同意する」にチェックをし、「投資一任契約にかかる契約締結前交付書面」を一読します。最後に「同意して確認」をクリックしてください。内容に問題がなければ取引暗証番号を入力して完了となります。ちなみに、自動積立の金額や引き落とし日などは後からでも変更することも可能です。

楽ラップで自動積立設定はしておいた方がおすすめ


楽ラップの自動積立についてまとめました。長期的に安定した運用を目指すなら自動積立は活用するべき機能です。今までの実績もありますし、何より投資において『安定』というのは非常に強みになります。これを機に利用してみてはどうでしょう。

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