少額投資の種類は?投資信託やポイント投資がおすすめ

最近、銀行や証券会社、その他のウェブサイトなどで「少額投資」というワードを目にすることも多いと思います。
少額投資非課税制度(NISA)という、国が主体となり促進している、少額で長期に資産運用をするためのお得な制度も始まるなど、昨今、少額から長期に資産運用を始めようという機運が高まっています。

少額といっても人それぞれ感覚が違うと思いますが、最近では、月々1万円や1回の注文で100円から資産運用を始められるサービスも提供されているため、みなさんが思っているよりもかなり少額から始められる環境も整ってきています。

少額投資にはどのようなサービスがあるのか、またどんなメリットがあるのか、詳しく解説します。

少額投資とは?


少額投資と一口に言っても、様々な種類があります。日本に上場している株式に少額から投資するものもあれば、資産をプロに任せて運用してもらう投資信託、はたまたロボットに資産運用を任せてしまうロボアドバイザーなどもあります。

これらに共通していることは、月々10万円以下から始められることです。ほとんどのものは1万円以下で始めることができるため、資産運用に慣れるまでの間、少額で投資を始めてみることができるのが大きなメリットです。

少額投資の種類


では、少額投資にはどういうものがあるのか、それぞれ個別に見ていきましょう。それぞれに特徴を記載していますので、自分にはどれが合っているか考えながらご覧ください。

ミニ株(単元未満株)

特徴:日本に上場している株式を少額から購入できる
最も基本的な少額投資がミニ株と言われるものです。これは、通常、東京証券取引所などで売買されている単元(一度に注文する単位で通常は100株単位)ではなく、1株から株式を購入できるサービスです。

例えば、トヨタ自動車の株式は、4月15日(月)時点の株価6,831円だったので、通常は6,831円×100株=683,100円必要ですが、ミニ株であれば、約7,000円でトヨタ自動車の株式が購入できます。

多くのインターネット証券で提供されているサービスなので、今お使いの証券会社があれば、ウェブサイトなどで調べてみると良いでしょう。

るいとう(株式累積投資)

特徴:日本に上場している株式を少額から積立できる
ミニ株を少し発展させたものがるいとう(株式累積投資)です。ミニ株のように少額から投資できることに加えて、定額を毎月積み立てることができるため、自分で購入するタイミングを図るのではなく、コツコツと決まったタイミングで積立をしたいという方におすすめです。

ただし、るいとうについては、提供されている証券会社が少ないため、もしも普段利用している証券会社で提供されていない場合は、ミニ株で毎月決まったタイミングで購入するなどで代替しても良いと思います。

投資信託

特徴:銘柄選びはプロにお任せ
株式よりも、よりプロに任せて資産運用をしたいという方におすすめなのが投資信託です。投資信託は、それぞれの商品にファンドマネジャーと呼ばれる、運用をする専門家が付いているため、例えば日本株の投資信託であれば、日本株で今どれに投資をすると良いか、というのは、そのファンドマネジャーが考え判断してくれる商品です。

多くのインターネット証券では、100円から投資信託を購入できるようになっていますので、ここでご紹介する方法の中では、もっともかんたんに少額から投資ができるのが投資信託です。

また、最近、投資信託をより進化させたものが登場しており、ロボットアドバイザーいわゆるロボアドという商品・サービスも注目を集めています。

これは、投資信託(上場投資信託を含む)もどれに投資したら良いか分からないという方向けに、ロボット(AI)がどの投資信託に投資すべきか選んでくれ、また、その後も状況に応じて、投資する商品を入れ替えたり、入れ替えるようにアドバイスをくれるサービスです。

代表的なロボアドは以下の通りです。それぞれ得意不得意が異なりますので、ウェブサイト等で調べてみてください。

  ウェルスナビ 楽ラップ テオ(THEO)
最低投資額 10万円 10万円 1万円
手数料 年1.0% 年0.702%
※固定報酬型
年1.0%

投資信託に投資する場合もロボアドを使う場合も、プロに判断を任せられるという点がメリットですので、まずはプロに任せて始めてみたいという方は、この方法がおすすめです。



おつり投資

特徴:普段の買い物のおつりが自動で投資へ

最近では、おつり投資なるものも登場しています。
おつり投資はこれまで紹介した投資サービスとは違い、日頃のお買い物の中で出た端数(おつりの部分)を貯金箱に入れるように、自動的に投資に回してくれるというサービスです。自動で端数を投資に回してくれるため、自分で貯めるのは苦手という方にはおすすめです。

おつり投資の代表例としては「トラノコ」というサービスがあります。おつりを5円から1円刻みで投資できるので、お試し感覚で始めて見る人も多いようです。

「トラノコ」を利用するには、まず投資口座を開設する必要があります。ウェブサイトから生年月日や氏名、住所等を入力し、運転免許所等の本人確認書類のアップロードをおこなうなど、証券口座と同様の手続きで開設できます。
その後、家計簿アプリや利用しているクレジットカードを登録すると、自動的に普段の買い物の際におつり投資が始まります。

ポイント投資

特徴:楽天スーパーポイントを100ポイントから投資に使える

最後に、これまでご紹介したサービスのいいとこ取りのようなサービスがあります。それが楽天証券が提供している「ポイント投資」です。その名の通り、「楽天スーパーポイント」を投資に使うことができるというサービスで、さきほどご紹介した投資信託も楽天証券であれば100ポイントから購入することができるため、おつり投資とは少し違いますが、楽天カードや楽天市場でのお買い物で貯まった少しの「楽天スーパーポイント」を練習気分で投資信託の購入資金に充ててみることができます。

現金と比べると減ってしまった時に精神的なダメージも小さいですし、これから資産運用を始めてみようという方には一番おすすめです。

少額投資は種類が豊富!自分に合ったものを始めよう


少額投資と一口に言っても、様々な方法があることがご理解いただけたと思います。また、思っていた以上に少額からできるという驚きもあったのではないでしょうか。

100円から投資できる、しかもポイントで投資できるというサービスが広がっていますので、自分のお金が減ってしまうのが怖いという方も、まずはポイントから始めてみて、資産が動く感覚を掴んでみると、そんなに怖いことではないということが分かると思います。

人生100年時代、将来に向けての備えが必要な時代がやってきています。まずは少額から始めてみましょう。

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