GMOクリック証券NISAの解約方法は?解約のデメリットはある?

「GMOクリック証券NISAで、お得な投資をしてみたい」と思っても、いざ始める前に、
・途中で辞めることはできるのか
・解約することになったら、デメリットはあるのか
など、疑問や不安に思う方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、始める前に知っておきたい、NISAの解約に関わる重要なポイントをご紹介します。

GMOクリック証券のNISAの特徴・手数料・口座開設・おすすめ商品を紹介

GMOクリック証券のNISA口座の解約方法

GMOクリック証券のNISA口座を解約するには、2つの方法があり、どちらも簡単に行うことができます。

コールセンターに問い合わせ

GMOクリック証券のフリーダイヤルに問い合わせ、解約の旨を伝えてください。

電話番号(0120−727−930、携帯・PHSからは03-6221-0190)
受付時間(月曜日〜金曜日 8:00~18:00)

お問い合わせフォームから連絡

GMOクリック証券の会員ページにログインし、お問い合わせフォームから、解約の旨を連絡してください。
その後、GMOクリック証券から、「口座解約届出書」が送付されますので、必要事項を記入し、返送すれば解約となります。

口座解約の他にお手続きが必要な場合

ただし、以下の場合は別途手続きが必要です。

住所変更がある場合

口座開設時から、住所の変更をしている場合は、「口座解約届出書」のほかに「顧客属性変更届出書」が送付されますので、必要事項を記入し、マイナンバー・本人確認書類と併せて提出してください。

氏名変更がある場合

氏名の変更を行った場合も同様に、「口座解約届出書」のほかに「顧客属性変更届出書」が送付されますので、必要事項を記入し、マイナンバー・本人確認書類と併せて提出してください。
(氏名変更の場合、本人確認書類は新氏名・旧氏名の両記載必須です。)

GMOクリック証券のNISA口座で保有している投資信託の解約

GMOクリック証券のNISA口座で投資信託を保有していた場合は、解約時に覚えておくべきポイントがあるのでご紹介します。

解約はいつでも可能

解約は取引時間中いつでも可能です。
また、全数量の解約もしくは、口数を指定して1口単位で一部のみ解約することもできます。
(投資信託の取引時間 6:30~15:00 17:00~3:30)

解約金額はNISA取引枠に戻らない

解約した金額が、NISA取引枠に戻ることはありません。

解約が反映するタイミング

解約は、毎営業日15:00に運用会社へ伝えられます。
その後、ファンドごとに決められている換金日にしたがって、解約分の金額が取引口座に入金されます。

GMOクリック証券のNISA口座から他社に移ることはできる?

万が一、GMOクリック証券のNISA口座から他社へ移るというときも、簡単に手続きが可能です。

①コールセンターへ他社へ移る旨を伝えてください。
電話番号(0120−727−930、携帯・PHSからは03-6221-0190)

②「金融商品取引業者等変更届出書」または「非課税口座廃止届出書」が郵送されるので、マイナンバー・本人確認書類を併せて提出。
(既にマイナンバーを提出していれば、マイナンバーは必要ありません。)

③他社へ必要書類を送付

GMOクリック証券のNISA口座を解約する前に気をつけることは?

GMOクリック証券のNISA口座を解約する前には、気をつけるべきことがありますので確認しておきましょう。

まずは、解約時に口座残高がない状態になっているか確かめてください。
口座残高をなくすには、

  • 保有している株式等を全て売却する
  • 一般口座へ移管する

という方法がありますが、利益が出る場合は一般口座へ移管してから売却すると税金がかかってしまうので、NISAのメリットを活かすためにも、解約前に売却することがおすすめです。

GMOクリック証券のNISA口座を解約するデメリット

GMOクリック証券NISA口座の解約や、移管についてここまで説明してきましたが、解約することによるデメリットはないのでしょうか。

そもそもGMOクリック証券NISAを利用していると、資産運用を有利に進めていける大きなポイントがあります。

NISA口座の売買手数料が無料

GMOクリック証券NISAの口座は、買付時も売却時も手数料が掛かりません。
これは、GMOクリック証券NISAの口座の特徴であり、NISA以外の口座や、他の金融機関の口座では、所定の手数料が発生することもあります。
解約してしまい、一般口座や他社口座の場合は、取引都度、手数料を懸念しなくてはいけなくなる可能性があるので、注意が必要です。

最長5年間、年間120万円まで非課税

GMOクリック証券NISAの口座では、譲渡益や配当金が非課税です。(最長5年間、年間120万円までの範囲内)
しかし、一般口座や特定口座の場合、譲渡益や配当金に対して「20.315%」の税金が掛かります。

具体的な数値で説明すると、
たとえば、購入時20万円の投資信託が25万円に値上がりした場合、

  • 一般口座→約1万円の税金
  • GMOクリック証券NISAの口座→税金0円

といった違いです。

上の例で分かるように、GMOクリック証券NISAを解約してしまうと、NISAを利用している人よりも税金を多く払うことになる可能性が高くなります。
GMOクリック証券NISAを利用していると多くのメリットを享受できるため、解約のデメリットは非常に大きいと言えます。

GMOクリック証券NISAを解約する前に確認しよう!

GMOクリック証券NISAを解約する際の注意点・解約方法についてご紹介しました。
GMOクリック証券を利用するメリットとして、取引手数料が無料、NISAでの非課税枠などがあります。
解約してしまうとこれらの特典が受けられなくなることに注意して、解約や金融機関変更を行うようにしましょう。

おすすめの記事