マネックス証券のNISAとは?口座開設までの流れ

NISAとは、「少額投資非課税制度」の愛称です。
通常、株式取引や投資信託といった金融商品の売買で利益を得ると、約20%の税金がかかります。
ですが、NISA口座の中での取引に関しては、毎年一定額まで税金がかからなくなります

イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、日本版のNを頭文字につけてNISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。

金融取引で税金がかからなくなるNISAですが、口座を開設している企業によって、特徴がそれぞれ異なります。
この記事ではマネックス証券のNISAについて、特徴と、口座開設の流れまでを説明していきます。

マネックス証券のNISAの特徴・手数料・口座開設・おすすめ商品・キャンペーンを紹介

マネックス証券NISAの特徴は?

株式やETF、投資信託など多彩な商品から選べる

マネックス証券NISAの強みはなんといっても、商品の多彩さにあります。
国内上場株式をはじめ、国内上場投資信託(ETF)、公募株式投資信託などへの投資も可能です。
また外国株にも投資できるのがマネックス証券の強みで、アメリカ株のほかに中国株も取り扱うことができます。
その数、アメリカ株で3000銘柄以上。中国株はほぼ全銘柄の取引が可能になっています。
取り扱っている商品が多いということは、それだけチャンスがあるということです。

120万円の非課税枠

毎年120万円までの新規投資が非課税になります。
投資の最大のネックである税金を非課税にできるのは、NISAならではの強みです。売却益や配当金、分配金が非課税で受け取れます。

最長5年間、最大600万が非課税

毎年120万円の非課税枠ですが、これは最大で5年間継続しますので、合計で600万円の非課税枠を所有することができます。
ちなみに5年間の非課税期間が過ぎた場合、その時点での時価が120万に達していない場合には、ロールオーバーという仕組みを使うことで、その差額分を新たなNISA口座で新規投資することが可能になります。

いつでも引き出しができる

定期預金や個人年金保険といった「いざという時に引き出せないまとまったお金」ではなく、NISA口座のお金はいつでも引き出すことができます。
特に引き出すのに制限もかかりませんので、急にお金が必要になった際には出金できます。

マネックス証券NISA口座の種類は?

マネックス証券では、通常の「NISA」と「つみたてNISA」の2種類のNISA口座があります

通常のNISA

「NISA」は通常の投資のように、自分の好きな銘柄に、好きなタイミングで投資をすることができます。
非課税期間は最大で5年となり、非課税投資枠は年間120万円になります。
自分で取引をして資産を増やしたいという場合に向いており、自分の意志で選んだ銘柄で利益を得ることができます。投資に慣れている方や、銘柄選びができる方向けの口座になっています。

つみたてNISA

「つみたてNISA」はコツコツ資産を増やしたい方や、投資初心者の方に向けた口座になっています。
非課税期間は最大で20年となり、非課税投資枠は年間40万円になります。
安定した資産形成ができるよう、国が指定した基準を満たした商品のみが対象になっているので、投資未経験者の方でも安心して資産を増やすことができます。

「NISA」と「つみたてNISA」はどちらかしか選ぶことができません。

20歳未満の人はジュニアNISAも利用可能

上記2つはいずれも20歳以上の方に向けた口座になっていますが、20歳未満の方は「ジュニアNISA」を利用することができます。
こちらは通常のNISAと異なり、毎年の非課税額が80万円に制限されます
また、ジュニアNISA口座で保有する金銭は、その年の3月31日時点で18歳である年の、前年12月31日までは払出すことができないことに注意する必要があります。

非課税対象にならない取引

非課税の対象になるのは、NISA口座で新規に購入した商品のみです。他の口座で購入した場合には非課税対象になりませんので注意が必要です。
また、特別分配金に関しては、もともと非課税なのでNISA口座のメリットはありません。

マネックス証券の投資信託は積立(つみたて)NISAに対応

マネックス証券では「つみたてNISA」に対応しています。
つみたてNISAは投資先が国の基準を満たした投資信託に限られますが、長期的にコツコツと資産形成をすることができます。
銘柄が多すぎて選べない方や、投資初心者向けの口座になっています。

マネックス証券NISA口座開設までの流れ

マネックス証券でNISAの口座を開設する手順を説明します。

  1. ウェブ上で申し込む
  2. 「NISA口座開設必要書類提出票」が届くので、記入する
  3. 上記書類に、本人確認書類とマイナンバー関連書類を併せて返送
  4. マネックス証券から税務署に審査を出し、口座開設

という流れになります。

必要な書類

マネックス証券でNISA口座を作る為には、以下の書類が必要です。

  • 「NISA口座開設必要書類提出票」(マネックス証券にウェブ上で申し込むと郵送されてきます)
  • 本人確認書類
  • マイナンバー関連書類

さらに、以下の書類を持っている場合には、一緒に提出する必要があります。

  • 非課税適用確認書
  • 勘定廃止通知書
  • 非課税口座廃止通知書

Web上でマネックス証券に申し込むと、必要な書類についての案内も届きますので、そちらを参考にして書類を用意しましょう。

取引開始までの期間

書類の送付が終わってから、税務署での審査に1〜2週間ほどかかります。
審査が通ったら口座開設が完了となります。
手続きの進捗状況は、マネックス証券のログイン後の画面で確認ができますので、審査が終わっているかどうか確認するようにしましょう。

マネックス証券NISA口座は手数料0円キャンペーンを実施!

2016年1月4日以降、マネックス証券では、NISA口座における、国内株式の売買手数料と、外国株式買付時の国内取引手数料を、恒久的に実質無料化しています。
税金だけでなく、取引にかかる手数料まで実質無料になっています。

国内株に関しては、売買ともに完全に手数料0円となり、外国株に関してはキャッシュバックで実質無料という形になっています。

口座開設が簡単!NISAをはじめるならマネックス証券

マネックス証券はNISA口座を開設するのに非常に適しています。
取引できる銘柄が多いのもそうですが、口座開設にあたって取り揃えなければならない書類などに関しても案内を送付してくれるため、簡単に口座を開設することができます。また、投資初心者でも安心な「つみたてNISA」を取り扱っていることもポイントです。
非課税でお得に投資をするなら、マネックス証券のNISA口座がおすすめです。

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