
飲み会の幹事は店選びの大変さも然ることながら、飲み会後の支払いから割り勘の計算、回収まで面倒なことが多いです。
特に割り勘の回収は端数まで出てしまうと小銭が増えたり、お釣りを用意しなければいけなかったりと煩わしいと感じることでしょう。
しかしそのような煩わしい作業をキャッシュレスで行える方法があるとすればいかがでしょうか。
LINEが提供するLINE Payを使えば、スマートに割り勘を行うことができるのです。こちらではそんなLINE Payの割り勘機能の使い方から手数料、端数の調整などについてご紹介します。
スマホ決済アプリ「LINE Pay(ラインペイ)」とは?特徴、使い方、仕組みを解説!
LINE Pay(ラインペイ)とは
LINE Payは近年注目が集まるスマホ決済の1つで、スマホアプリ「LINE」を運営する会社がスマホ決済サービスです。
日本ではLINEを利用する人が多く、コミュニケーションを取るには欠かせないツールとなりました。
そんなLINEはこちらでご紹介するスマホ決済や求人など多種多様なサービスを提供するまでに成長しています。
スマホ決済ではこの「LINE Pay」を展開し、LINE内の決済はもちろん、オンラインだけでなく店頭でも使用でき、多くの店が対象店舗となっています。
身近なところではローソンで使用できます。他にもスギ薬局やスシロー、YAMADA電機など生活に密着した場所で使用できるのは便利です。
他にもさまざまなお店で使えます。
また、ポイント還元制度もあり、利用額の最大5%が還元されます。システムとしては少し複雑なのですが、このポイントを利用しない手はありません。
このような便利でお得なスマホ決済がLINE Payなのです。
LINE Pay(ラインペイ)は割り勘に便利な送金機能が魅力
そんなLINE Payですが、ただ単純に決済に使えるだけではありません。ほかの決済アプリにはなかなか実装されていない送金機能というものがあります。
この送金機能は友達登録していればLINE Payにチャージしたお金でやり取りができる機能なのですが、割り勘に非常に便利な機能なのです。
例えばあなたが幹事で飲み会が主催されたとしましょう。コースなどだと予め金額は決まっていますが、そうでない場合はその都度金額が変わります。
いざ会計になったとき、8人で45,000円だったとしましょう。計算すると1人当たり5625円になります。
実際にこれを回収するとなると少々面倒です。まず相手が端数の25円や625円と細かい金額を持っていない可能性があり、6,000円を渡されたとするとお釣りを渡さなければいけません。
それが8人全員となると、こちらもお釣りとして渡す小銭が足りない可能性があります。
また手持ちがないため後日といった口約束を行う人もいるかもしれません。そうなると後々回収しづらいことや、回収したか記憶に残らない可能性もあります。
しかし、このLINE Payの割り勘機能を利用すれば、割り勘の金額を簡単におこなうことができ、しかも回収する相手を追加することで誰から回収していないか記録がしっかり残ります。
もちろんLINE Payでチャージしたお金でやり取りするので、端数があっても小銭を用意することなく簡単にやり取りができます。
何よりLINE PayはLINEがインストールされていればいつでも使えます。
日本人の多くが利用している以上、新しくアプリをインストールして設定する必要がないのも魅力と言えます。
LINE Pay(ラインペイ)で割り勘をする方法は?
そんなLINE Payの割り勘の方法を説明します。
最初の登録だけ少々手間はかかりますが、それさえ終えてしまえば使用は簡単にできます。
まずは利用登録
まずは利用登録をおこなう必要があります。こちらはお金を取り扱うことから、チャージ元の銀行口座を登録することで本人確認をしなければいけません。
手順ですがLINE Payの残高が表示されている右側の「+」を押し、銀行口座を選択します。
銀行一覧が出てくるため、その中から登録する銀行を選んでください。
そのあとは各銀行サイトで違うのですが、必要な情報を入力します。正しく情報入力ができていれば登録完了です。
銀行口座は本人確認の信用に足る情報になるため、これだけで本人確認作業は完了となります。
どの銀行でも店番号、口座番号、暗証番号が必須となるため、必ず入力前に用意しておいてください。
割り勘の使い方
続いて割り勘の使い方です。LINE Payの画面にある「割り勘」というボタンを押してください。
そうすると割り勘のリクエストを送れるようになります。ここでタイトルを付けられるため相手にも判りやすいものをつけましょう。
その後、下部にある「QRコードを作成」を押すことで、割り勘に参加するためのQRコードが作成されます。
作成をした方の画面QRコードが表示されているので、参加する人はQRコードリーダーなどで読み取ることで割り勘に参加することができます。
参加する際、「LINE Pay」か「現金」かを聞かれるので、自分の支払い方法を選んでください。先ほども触れましたがLINE Payで支払うと便利です。
これで割り勘グループは作成完了となるので、幹事となった人は支払うボタンを押すことで、まとめて支払いをすることができます。
このときもLINE Payでの支払いをすることで金額に嘘偽りがないことが記録されます。
決済完了後はLINEウォレットのアカウントから決済完了のメッセージが届きます。
その中に「割り勘をリクエスト」というボタンがあるのでそちらを押します。
そうすると参加している人数で割った金額を参加者全員に請求してくれます。
請求された方は、同じくLINEウォレットから割り勘リクエストのメッセージが届くので、自分が最初に選んだ支払い方法で請求された金額を支払うことができます。
LINE Pay(ラインペイ)割り勘、端数はどうなるの?
LINE Payでの割り勘リクエストでは幹事が支払った金額に対して1円単位まで割り請求することが可能です。
LINE Payにチャージした金額で払えば、小銭を用意しなくても簡単に支払うことができます。
つまり普段なら細かく1円単位まで請求しにくい割り勘も、LINE Payを使えば気兼ねなく請求できます。
また、端数の調整をすることもできます。割り勘リクエストを出した人の一覧が出るので、そこで金額を変更することができます。
もし割り切れない金額になったとき、端数を調整する場合には、その金額変更で調整することが可能です。
これを利用すれば、男女混合の飲み会でも金額の調整ができます。たくさん飲み食いする男性には少し多めの金額に調整することで、不平等なく割り勘することもできます。
LINE Pay(ラインペイ)割り勘に手数料はかかる?
このような便利なLINE Payならばぜひ使いたいという方もいると思いますが、気になるのは手数料の有無なのではないでしょうか。
結論から言うと割り勘を利用する際に利用料や手数料は発生しません。割り勘機能の利用料は無料となっています。
また、幹事への割り勘の支払いには送金機能を利用していますが、こちらも手数料はかかりません。
手数料が必要な場面があるとすれば、登録した銀行口座に割り勘で支払われたお金を出金する場合です。このとき手数料は216円かかるので注意してください。
LINE Pay(ラインペイ)でスマートに割り勘
大学生や社会人になると飲み会が増えることでしょう。そのとき支払いで細々としたお金を渡される煩わしさや、お釣りを用意しなければいけない面倒さなど割り勘をするのがうんざりしてしまう場面も増えてきます。
そんなときにLINE Payの割り勘機能は非常に便利といえます。
LINEを使っている人は多いので誰でも使え、LINE Payを使っていなくても現金でも支払えるので融通も利きます。
何よりお金のやり取りを簡単にできるので飲み会後にスマートに支払いを終えることができるのです。
LINE Pay自体もさまざまなシーンで利用することができるので、ぜひスマホ決済として導入し、キャッシュレス生活で飲み会もスマートにおこなうことをおすすめします。