最近ではキャッシュレス決済が本格的に実用化されていますが、日本ではまだまだ現金払いが主流です。

しかし、今後東京オリンピックなどで外国人が日本を訪れることを考えると、多くの店舗でキャッシュレスの動きが加速することが予想されます。

そこで今回は、Airペイの導入にかかる費用などについて詳しく紹介します。

Airペイ(エアペイ)とは

Airペイ(エアペイ)とは、リクルートライフスタイルが運営している、キャッシュレス決済サービスの1つです。

現在26種類のクレジットカード電子マネーポイントスマホ・ORコード決済など、多数の支払い方法に対応しています。iPadやiPhoneと、専用のカードリーダーが1台あればすぐにでも導入できます。

つまり、Airペイを導入すれば、今日本でも浸透しつつあるキャッシュレス決済を簡単に始めることができるのです。

世界的にはキャッシュレスはかなり普及しており、基本は現金を持たないという方も多くいらっしゃいます。

海外からの観光客を集めるためにもキャッシュレス決済は不可欠と言えます。今後ますます導入する店舗がも増えてくるでしょうから、こういったサービスの活用について考えてみるのもいいでしょう。

Airペイ(エアペイ)導入にかかる費用は?

導入コスト、いわゆる初期費用についてですが、Airペイは初期費用がゼロ円、導入コストは一切かかりません。

決済端末費用、月額固定費については、AirPペイは初回ログインを行ったiPad、又はiPhoneが決済可能な端末となります。

もともと、そのどちらかの端末を持っていれば端末の費用は一切かかりませんが、もしその他のガラケーやスマホを使っている場合は、まず端末を購入することから始めなければなりません。

そうなればそれなりに高額な費用がかかります。ただAirペイの月額固定費については無料です。

プリンターがあれば利用控えの印刷も可能

プリンターがあれば、Airペイの利用控えの印刷をすることもできます。クレジット決済の場合には、どうしても控えが必要です。

プリンターさえ用意しておけば、面倒な控えの作業も省けますので、端末と併せて準備しておくことをおすすめします。

Airペイに対応しているプリンターを紹介します。

モバイルレシートプリンター

・セイコーインスツル MP-B20
・スター精密 SM-S210i

レシートプリンター

・セイコーインスツル RP-D10
・スター精密 mC-Print2
・スター精密 mC-Print3

レシートプリンター内蔵キャッシュドロア

・スター精密 POP10

そのほか対応しているプリンター

・セイコーインスツル DPU-S245
・スター精密 TSP654ⅡBi-PS
・エプソン TM-P60Ⅱ
・エプソン TM202BI

Airペイ(エアペイ)の手数料

初期費用や月額固定費の無料のAirペイ、決済手数料はかかりますが、3.24%とこちらも業界最安値です。

さらに、2019年10月~2020年6月までは、キャッシュレス・消費者還元事業により決済手数料が実質2.16%まで下がっているので特にお得です。

決済手数料

AirPペイの決済手数料は、どれも3.24%~3.74%が基本となっています。

決済方法 決済手数料 キャッシュレス・消費者還元事業
補助対象期間中の加盟店手数料
クレジットカード
VISA、MasterCard、AmericanExpress
3.24% 実質 2.16%
クレジットカード
JCB、Diners Club、Discover
3.74% 実質 2.16%
交通系電子マネー
Suica、PASMO、ICOCA、TOICA、Kitaca、manaca、SUGOCA、nimoca、はやかけん
3.24% 実質 2.16%
電子マネー
ApplePay、iD、QUICPay
3.74% 実質 2.16%

クレジットカードの手数料とは?

お店でクレジットカードを使用し決済をした場合に、クレジットカード会社に支払わければならない手数料が発生します。

手数料は1、2回支払いではかかりませんが、3回以上の分割払い・リボ払い・ボーナス2回払いなどを利用した場合に発生するものです。

決済手数料の計算方法

決済手数料は下記の方法で計算されます。なお、小数点以下は切り捨てです。

計算方法

各決済方法の売上金額の合計 × 手数料率

振込手数料

振込手数料は無料です。
ゆうちょ銀行は振込口座に指定することはできませんが、どの銀行口座を指定した場合でも振込手数料は無料となっています。

Airペイ(エアペイ)のお得なキャンペーン

Airペイでは、0円導入というお得なキャンペーンが行われています。内容としては、今Airペイに申し込めば、iPadを0円で手に入れられるというものです。

Airペイの申し込みの際に、キャッシュレス・消費者還元事業申告情報を入力する際にiPad【無料】にチェックを入れるだけで完了します。この後、問題なく審査が完了すれば無料でiPadが貰えます。

ただ、こちらはAirPAY・キャッシュレス・消費者還元事業の3点に合格する必要があります。

万が一キャッシュレス・消費者還元事業の審査に通らなかった場合には、なんとiPad代である税別37,800円と、諸経費である税別2,000円が請求されるので注意が必要です。

Airペイ(エアペイ)の導入方法

AirPAYを申し込むには公式ホームページの「今すぐ申し込み」をクリックしてください。
申請~利用開始までおおよそ2週間前後かかります。

Airペイ(エアペイ)導入の流れ

  1. Airペイの公式ホームページから申し込み
  2. 口座情報・店舗情報・法人情報入力などの情報が求められます。

  3. 審査
  4. おおよそ3日程度かかります。

  5. 審査に通ればバーコードリーダ・操作マニュアル・加盟店ステッカーの配送がされる
  6. おおよそ2~4日程度かかります。

  7. 初期設定
  8. 店舗についてや商品についての初期設定が必要です。

  9. 利用開始

Airペイ(エアペイ)導入の申し込みに必要なもの

申し込みに必要なものも確認しておきましょう。

個人で申し込む場合に必要なもの

※いずれか1点必要です。
運転免許書、運転経歴証明書、健康保険証、パスポート、住民票、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書

法人で申し込む場合に必要なもの

登記簿謄本、免許証、認可証

職種によって必要なもの

職種によっては、営業をするにあたっての許可証提出が必要です。
例えば飲食店であれば飲食店営業許可書、ペットショップでは動物取扱業登録証、美容医療では医師免許などが該当します。

Airペイ(エアペイ)の手数料は業界最安水準!

Airペイの手数料はほぼ無料であり、業界の中で最安水準となっています。それだけに限らずお得なキャンペーンも行っているということから、数あるキャッシュレス決済の中でも特におすすめと言える決済サービスです。ぜひ、導入を検討してみてください。

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