

2020年7月より、政府が行うポイント還元制度マイナポイントの申し込みが始まります。
これは増税後の消費活性のために行われる政策の第二弾であり、全ての国民が対象となっています。
しかしマイナポイントについて調べると、使い方についてのいろいろな情報があり、「使い方が難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではマイナポイントの使い方を分かりやすく紹介してきます。
マイナポイントとは?
マイナポイントは2019年の増税に伴い、消費活動を活性化するために検討された案のひとつです。
キャッシュレス・消費者還元事業が2020年6月で終了するため、それに代わる形で2020年7月より申し込みが開始します。
また、マイナポイントの申し込みによりマイナンバーカードの普及率の向上をめざし、さらにキャッシュレス決済を紐づけることで、消費活動を盛り上げていくために展開された事業です。
マイナポイントを利用するために必要なもの
マイナポイントを利用するには以下で紹介するものが必要です。
まだマイナンバーカードを持っていない方や、キャッシュレス決済を利用していない方も、この機会にマイナポイントについてチェックしていきましょう。
マイナポイント申し込みには楽天カードがおすすめ!
マイナポイントのメリット
マイナポイントは獲得のために事前の登録や申し込みが必要ですが、すべてインターネット上で行うことができ、特別な費用がかかることもありません。
ここではそんなマイナポイントのメリットについて紹介します。
さまざまなキャッシュレス決済サービスに対応
マイナポイントは、次のようなキャッシュレス決済サービスに対応しています。
公式ページにて紹介されている登録の決済サービスや事業者の数は増え続けており、サービスが開始する2020年9月まで増加が続くと見られています。
※対象のキャッシュレス決済サービスについては2020年6月12日時点のマイナポイント公式サイトの情報を参照しています。
電子マネー
Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなど
QRコード決済
PayPay、d払い、楽天Pay、ファミペイなど
クレジットカード
オリコカード、楽天カードなど
プリペイドカード
ゆうちょPay、VANDLE CARD(バンドルカード)など
デビットカード
三井住友カード
還元率は25%
マイナポイントの還元率は25%のでかなりお得な制度です。
さらにお買い物をせず、電子マネーに現金をチャージするという方法でもマイナポイントを受け取ることができるのです。
20,000円を電子マネーにチャージすることで、5,000円分がマイナポイントとして還元されるため、実質は現金を消費していないのに電子マネーには25,000円分のポイントが入るというわけです。
申し込み資格
今回のマイナポイント制度は、以下の項目を準備することができれば利用することができます。
これらを満たせば、全員が対象となるため子どもでも申し込むことができます。
親が代理人として申し込むことができるので、この機会に家族全員でキャッシュレス決済デビューをするのもおすすめです。
4人家族であれば、最大20,000円分ものポイントを獲得することができるのでぜひ見逃さずに応募しましょう。
マイナポイント申し込みには三井住友カードがおすすめ!
マイナポイントの使い方
ここで、マイナポイントを予約してから使うまでの流れを確認しておきましょう。
マイナンバーカードを所有していない人の場合を例にして、手順を解説します。
マイナンバーカードの取得
個人番号交付申請書があれば、スマートフォン・パソコン・写真撮影機、または郵送にてマイナンバーカード交付の手続きができます。
マイキーIDの設定
スマートフォン・パソコンにて専用アプリやソフトをダウンロードし、マイキーIDを取得します。
キャッシュレス決済サービスの選択
ポイント還元を受け取る決済サービスを選択し、登録します。
キャッシュレス決済を利用してチャージ・決済
選択したキャッシュレス決済サービスをいつも通り利用するだけで、還元分のポイントが支給されます。
ポイント付与のタイミング
2020年9月~2021年3月分の利用額に応じてポイントが還元されます。
早い場合には2020年9月以降すぐにポイント支給が開始される可能性がありますが、事業社ごとの規定によりますので、各社のマイナポイントに関する規定を確認しましょう。
ポイントを利用してお買い物が可能になる
還元されたポイントは、選択したキャッシュレス決済サービスのポイントとして付与されるので、買い物などで再び付与ポイントを利用することができます。
マイナポイント申し込みにはPayPayがおすすめ!
マイナポイントの予約に対応機種は?
マイナポイントの予約はスマートフォンやパソコンで行うことができます。
スマホの場合
スマートフォンの対応機種に関する詳しい規定はありませんが、機種により必要なアプリが異なります。
iPhone:「マイナポイントアプリ」のみ
Android:「マイナポイントアプリ」と「JPKI利用者ソフトアプリ」の2つが必要
パソコンの場合
パソコンの場合は「マイキーID作成・登録準備ソフト」のインストールをします。
そして、以下の動作環境が必要です。
OS:MicrosoftWindows7、8.1、10
ブラウザ:InternetExplorer11
しかし今後、対応するOSやブラウザが増えることが予想されていますので、公式ホームページにて確認しましょう。
マイナポイント手続きスポットでも対応
対応する機器がない場合には、国が各市区町村に設ける「マイナポイント手続きスポット」での手続きが可能となります。
マイナポイント申し込みには楽天カードがおすすめ!
マイナポイントを利用する際の注意点
マイナポイントはメリットが多くぜひ利用したい制度ですが、マイナンバーを取り扱うため、利用の際には注意が必要です。
申し込みはお早めに!
マイナポイントの予約は、2020年7月より開始します。
マイキーID発行等はインターネット上で行われるため時間がかかりませんが、マイナンバーカードの発行には通常より時間がかかる可能性があります。
通常時でもマイナンバーカードの発行には、申し込みから受け取りまで1ヶ月以上はかかるものです。
マイナポイントが開始する時期には申し込みが集中し、マイナンバーカードを受け取るまでに時間がかかり申し込みが遅れてしまいます。
また、政府がマイナポイントのために計上した予算は約4,000万人分であり、この予算に達した場合にはポイント還元が終了してしまう可能性もあります。
マイナポイントの付与には上限がある
マイナポイントには上限があり、20,000円のキャッシュレス決済使用に対し支払われる5,000円分のポイント還元が上限となっています。
20,000円以上利用しても、5,000ポイント以上の還元を受けることはできないのでご注意ください。
マイナンバーの取り扱いは慎重に
マイナポイント申し込みの際にマイナンバーカードを使用することに不安を抱える方もいるかもしれません。
しかしマイナポイント利用においてマイナンバーカードを利用するのは登録時のみであり、支払いの際にマイナンバーカードを提示する必要はありません。
登録の際に利用するアプリやソフトは政府が推奨するものであり、セキュリティ対策がされているものなので、マイナンバーカードのスキャンなども安心して行うことができます。
しかし、マイナポイント開始時期に向けて、個人情報を盗む目的の不正サイト等が生じる可能性もあります。
マイナポイント申し込み時以外にマイナンバーカードを提示したり、番号を入力したりする必要はありませんので、不審に感じた場合にはすぐに利用を中止し、個人番号を入力したりしないようにしましょう。
マイナポイント申し込みには三井住友カードがおすすめ!
マイナポイントの使い方をマスターしてサービス開始に備えよう!
マイナポイントは手続きが複雑に見えますが、マイナンバーカードさえあればスマートフォン等で申し込みが完了するためすぐに準備が完了します。
街中やネットショッピングなどさまざまなシーンで利用可能なので、ぜひ使い方を覚えてお得にマイナポイントを利用しましょう。
マイナポイント申し込みにはPayPayがおすすめ!