新型コロナウィルスの影響もあり、生活が厳しいと感じている方が多くいます。その中で、少しでも支出を切り詰めていきたいと考えたいものですが、実際にどのようなものが無駄と感じているのでしょうか。
この記事では、BITDAYS編集部が300名を対象に行った節約についてのアンケート調査の結果を基に、無駄な支出について解説します。
調査概要
今回の調査は、全国47都道府県の男性99名、女性201名の合計300名に対してアンケートを実施しました。
また、年齢分布としては10代~60代以上までの、幅広い年代から抽出し、特に30代の方を中心として回答を得ています。
アンケートの結果、節約を実践しているという方が、225名もいました。
また、節約をしていない方でも、すぐに取り組める節約術があれば実践したいという方が、64名という結果となっており、節約意識の高まりがうかがえる結果です。
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無駄な支出として多いものは?
無駄な支出と感じているもの、そして節約してみたい支出としては、以下のようなものがあります。
お買い物に関すること
実際に無駄と感じているものとして多く回答があったのが、お買い物に関することです。
買い物のときについつい余計なお菓子やジュースを買ってしまいます。
コンビニでどうしてものどが渇いたとき、スーパーで買った方が安いなと思ってしまいます。
自販機でジュースを購入する、コンビニで余計なものまで購入する、おいしいスイーツを購入してしまうなどの意見がありました。
特に、コンビニはなんでも揃っているという点がある事から、無駄遣いするケースが多いのです。
最近では、コンビニ以上にドラッグストアが充実していることもあって、ドラッグストアで浪費するという意見も根強くあります。
洋服などのお買い物に関すること
良い服を見つけると、ついつい衝動買いに走ってしまうところは見直していきたいです。
ウィンドーショッピングをしていると、買う予定のなかった洋服を買ってしまいます。
洋服や化粧品を必要最低限以上に買うなど、高級品を買いすぎるケースや、逆に百均があったらついつい寄ってしまうなど、安いものでも無駄遣いしてしまうというケースもありました。
レジ袋に関すること
エコバックを持って行き忘れ、レジ袋代を余分に払うことがあります。
最近のトレンドであるエコバッグを忘れてレジ袋を購入紙なども、比較的多い意見となっています。
交通費に関すること
朝時間に余裕がなく、会社に遅刻しそうになりタクシーで出社してしまいます。
徒歩で行ける距離にも関わらず、電車やバスを利用してしまいます。
次に、交通費に関する無駄遣いが多く寄せられています。
歩ける範囲なのにバスを利用してしまうケースや、ついついタクシーを使用するなど、不必要にバスやタクシーを利用することで、無駄遣いに繋がってしまうのです。
他にも、交際費に関するものを無駄遣いと捉える方が多いです。
友人と食事に出かけた際の購入な飲食代、そして最近多いのがUber Eatsを頼んでしまうという意見もありました。
少数意見としては、スマホゲームに課金してしまう、ポイントが付くのに適用しなかった、スマートフォンの複数契約、電気のつけっぱなしなどの意見が寄せられています。
節約してみたい支出は?
仕事に行くと外食したりコンビニに立ち寄ったりしてしまうので食費は削りたいと思っています。
節約してみたい支出としては、半数近くが食費に関するものとなっています。
その他にも、光熱費、嗜好品、美容日などの支出を抑えたいという意見も多いです。
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節約に対するイメージは?
節約に関するイメージとしては、主に以下のような意見が寄せられました。
面倒くさい
面倒くさく、何から始めて良いのか分かりません。とにかく続かないイメージです。
いろいろなお金を切り詰めるのが面倒で、続かなさそう。
節約に関するイメージとして、ダントツに多いのが面倒くさいというものです。
節約できることは理解しつつも、例えば家計簿をつけるとなった場合は余計な手間がかかります。
せっかくスタートさせても、結局三日坊主となってしまうことが多いです。節約を妨げる存在となっているのは間違いありませんね。
効果が限定的
節約は努力のわりに結果が出ないイメージを持っています。
節約するのは面倒なくせに、少額しか節約した結果が出ないのは悲しい。
苦労して節約しても、その効果が限定的であるという意見もあります。
コツコツやるのが当たり前となる節約ですので、大きな効果は期待できません。
ただ、塵も積もれば山となるという格言通り、小さな節約が大きな花を咲かせることもあるのです。
ストレスが溜まったり我慢が必要
我慢しなくてはいけないことが多いイメージがあります。
我慢が必要なイメージです。普段我慢して節約していても、その反動でパーっと使ってしまいそうで長続きしないイメージがあります。
例えば、交際費を抑えようとする際にはストレスが溜まりがちです。
また、我慢しなければならないという意見も多く見られます。
貧乏くさい
ケチくさく、貧乏くさいイメージです。とにかく面倒くさそう。
節約していると、ケチであったり貧乏くさいと思われるという意見もありました。
ネガティブなイメージを持たれることを敬遠して、節約をしないという方もいるのは事実です。
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今すぐにでも実践できる節約術
今回のアンケート結果において、切り詰めたい支出として取り上げられた項目について、今すぐにでも実践できる節約術を紹介します。
お買い物に関する節約術
夕方にスーパーに行き、その日のお買い得品を購入する。
安いスーパーで買い物をするようになりました。買い物リストを作り必要な物だけを買うようにしています。
お買い物に関する節約術としては、クーポンの利用があります。
特に、キャッシュレス決済サービスなどでは、お得にお買い物できるクーポンが利用できるケースが多いです。クーポンを利用することで、よりお得にお買い物することが可能です。
また、キャッシュレス決済サービスでは、多くのキャンペーンが開催されており、キャンペーン適用でさらにお得感が高まります。
他にも、チラシをよく見てより安いお店で購入するテクニックがあります。
交通費に関する節約術
電車で移動する場合は、現金払いではなく交通系ICカード払いすることで交通費を抑えることができます。
他にも、株主優待乗車券を利用するなどの節約術があります。
また、2021年春よりJR東日本において、ピーク時間帯前後1時間の時差通勤にポイント還元するサービスが開始予定であり、注目したいものです。
交際費に関する節約術
とにかく交際費を削りたかったので、友達と遊んだりするのを減らしました。
交際費を抑えるためには、ある程度の自制が必要となります。
その中で、お得に利用できるクーポンを発行しているお店を利用することで、比較的簡単に節約が行えます。
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支出を抑えて節約を実践しよう
節約とは、いかに支出を抑えることができるかが重要なテーマです。いきなり高嶺を目指してもうまくいかないケースが多いです。
よって、今すぐにでもできる小さな節約を実践してみることをおすすめします。