楽天ウォレットの使い方!利用手続きからアプリの操作方法まで解説

楽天ウォレットでは楽天ポイント暗号資産(仮想通貨)に交換でき、楽天市場で買い物をする際に暗号資産を活用できるなど、さまざまな使い方ができます。

取り扱われている通貨は現物取引3種類、証拠金取引5種類とそれほど多くありませんが、楽天ウォレットは楽天会員にとって多くのメリットがある暗号資産販売所です。

この記事では、楽天ウォレットを利用する際の手続きの流れからアプリの操作方法まで、使い方について詳しく紹介していきます。

楽天ウォレットの概要

楽天ウォレットの概要

楽天ウォレットは国内の暗号資産販売所の一つで、楽天グループの楽天ウォレット株式会社が運営しています。

楽天グループが提供する他のサービスと連携しており、使い方次第で日頃の買い物などでも活用できる点が特徴です。

運営会社 楽天ウォレット株式会社
取引所or販売所 販売所
取引手数料 無料
出金手数料 300円
取扱通貨 5種類
通貨の種類 BTC、ETH、XRP、LTC、BCH
取引方法 現物取引、証拠金取引
注文方法 現物取引:成行
証拠金取引:成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO
最低購入額 通貨により異なる

通貨は現物取引3種類、証拠金取引5種類

楽天ウォレットで取引できる通貨は、現物取引がビットコインイーサリアムビットコインキャッシュの3種類、証拠金取引がライトコインリップルを加えた5種類です。

国内の暗号資産取引所の中には10種類以上の通貨を扱っているケースもあるため、楽天ウォレットの取扱通貨の種類はそれほど多くはありませんが、どの通貨を購入するか悩まずに済む点はメリットと言えるでしょう。

証拠金取引における最大レバレッジは2倍で、差し入れた証拠金の2倍の額の取引まで行えます。

楽天ポイントを暗号資産に交換できる

楽天市場や楽天カードなどを使って得た楽天ポイントを、楽天ウォレットでは暗号資産に交換して取引で使えます。
最低100ポイントから交換でき、交換レートは1ポイント1円相当です。

貯めた楽天ポイントをどのように使うか、使い方は人それぞれですが、楽天ウォレットを使って楽天ポイントを暗号資産に交換してみても良いでしょう。

ただし、交換可能なものは通常ポイントのみで、期間限定ポイントや他のポイントから交換した楽天ポイントは暗号資産に交換できません。

楽天市場などでの買い物で暗号資産を使える

保有している暗号資産を楽天市場などの楽天各種サービスや街の買い物で使えることも楽天ウォレットの特徴の一つです。

楽天ウォレットのアプリの使い方は後ほど紹介しますが、アプリを操作すれば暗号資産をすぐに楽天キャッシュにチャージできるため、「暗号資産の売却→銀行口座へ出金→現金の引き出し→買い物で使用」といった面倒な手順を踏む必要がありません。

さらに、楽天キャッシュにチャージした後に楽天ペイで支払いをすれば1%の還元率で楽天ポイントが貯まります。

楽天ウォレットで取引を開始するまでの流れ

楽天ウォレットで取引を開始するまでの流れ

楽天ウォレットで暗号資産の取引を開始するには口座開設の手続きが必要で、手続きは楽天ウォレット公式サイトから行えます。

手続きの際に楽天IDが必要になるため、楽天会員でない場合は口座開設の手続きをする前に楽天会員登録が必要です。

ここでは、楽天ウォレットで取引を始めるまでの手続きの流れについて見ていきます。

①楽天会員に登録してログインする

①楽天会員に登録してログインする

まずは楽天ウォレット公式サイトにアクセスして口座開設用の手続き画面を開きます。

すでに楽天会員として登録済の方は「楽天会員の方はこちら」を押して、次に表示される楽天会員ログイン画面に楽天IDとパスワードを入力しましょう。

楽天会員登録がまだの場合は「楽天会員でない方はこちら」を押して最初に会員登録手続きを行ってください。手続きをする際、ユーザー登録用のメールアドレスが必要になります。

②各種交付書面の内容を確認して承諾する

②各種交付書面の内容を確認して承諾す

楽天会員ログイン画面でユーザーIDとパスワードを入力してログインすると、規約の確認画面に移ります。

すべての内容を確認して問題がなければ、「上記規約等を確認し規約及び個人情報保護方針に同意します」の横に表示されているチェックボックスにチェックを入れましょう。

チェックを入れて同意すると次のステップに進めるようになります。

③お客様情報を登録する

③お客様情報を登録する

続いて表示されるお客様情報の登録画面では、楽天ウォレットID(ログインID)として使うメールアドレスやパスワードなどを入力して登録します。

楽天ウォレットIDは楽天会員情報と異なるメールアドレスを登録しても構いません。

勤務先については、自営業で屋号がなければ「屋号なし」と入力します。

また、内部者取引の確認における内部者とは「暗号資産の開発に携わる、内部情報を取得できる方」、外国PEPsとは「外国政府等において公的地位にある方およびその家族」を意味しています。

④本人確認を行って申込みを完了する

④本人確認を行って申込みを完了する

最後に本人確認を行って申込み完了となります。


ただし、楽天銀行に口座を持っている場合には本人確認の手続きは不要です。楽天銀行の口座情報を入力して自動引落の設定をすれば、本人確認手続きも完了したことになります。

楽天銀行に口座を持っていない場合は本人確認の手続きが必要になるため、手元にスマートフォンと本人確認書類(運転免許証または在留カード)を用意しましょう。

楽天ウォレットの主な使い方

楽天ウォレットの主な使い方

取引を始めるには専用アプリ楽天ウォレットをダウンロードする必要があります。
ここでは、楽天ウォレットの主な操作方法のうち次の4つの使い方を紹介します。

  • 入金方法
  • 出金方法
  • 楽天ポイントを暗号資産に交換する方法
  • 暗号資産を楽天キャッシュに移管する方法(楽天キャッシュチャージ)
  • 入金方法

    楽天ウォレットでは楽天銀行やその他の金融機関を入出金口座として登録できます。

    楽天銀行口座以外への入出金の場合は時間を要することがありますが、楽天銀行を登録した場合は土日を含めてリアルタイムでの入出金が可能です。


    楽天銀行口座との連携が済んでいる場合は入金ボタンをタップして金額を入力し、入力内容を確認して入金を実行すれば楽天ウォレットの残高に即時反映されます。


    楽天銀行以外の金融機関から入金する場合は、入金ボタンをタップして振込先入金口座を確認し、各金融機関のネットバンキングから振り込みます。

    出金方法

    出金方法

    楽天銀行口座との連携が済んでいる場合は出金ボタンをタップして金額を入力し、入力内容を確認して出金を実行すれば楽天ウォレットの残高に即時反映されます。


    楽天銀行以外の金融機関に出金する場合は、出金ボタンをタップして出金額の入力や出金先口座の選択を行い、入力内容を確認して出金を実行すれば指定の外部口座に出金できます。

    楽天ポイントを暗号資産に交換する方法

    楽天ポイントを暗号資産に交換する方法
    楽天ポイントを暗号資産に交換する場合は総資産画面の「ポイント交換」から行います。

    交換には少なくとも100ポイント必要で、交換対象となるポイントは通常ポイントのみです。

    「ポイント交換」を押すと交換可能なポイント数が表示されるため、確認したら交換する暗号資産を選択して交換するポイント数を入力しましょう。

    暗号資産を楽天キャッシュに移管する方法

    暗号資産を楽天キャッシュに移す場合は総資産画面の「楽天キャッシュチャージ」から行います。

    「楽天キャッシュチャージ」を押すとチャージする暗号資産を選択する画面やチャージ金額を入力する画面が表示されるため、選択・入力したうえで2段階認証を行ってチャージしましょう。

    チャージ後に「楽天キャッシュを街で使う」をタップすれば楽天ペイの画面に移り、楽天キャッシュの残高に反映されていることを確認できます。

    楽天ウォレットの使い方をマスターしよう

    楽天ウォレットの使い方をマスターしよう

    今回は楽天ウォレットの使い方について紹介しました。

    楽天ウォレットは画面の作りがシンプルで見やすく、金額の入力や通貨の種類の選択などをすれば、入出金や楽天ポイントの暗号資産への交換、楽天キャッシュへのチャージを簡単に行えます。

    楽天会員にとってメリットが多いので、暗号資産取引をする場合にはぜひ楽天ウォレットを検討してみてください。

    楽天ウォレットについて詳しい記事はこちら

    おすすめの記事