SBI証券のiDeCo(イデコ)の人気プランやおすすめ商品を紹介

SBI証券には2つのiDeCo向けプランが用意されており、初心者でも安心して投資できるファンドも多数用意されています。
今回はこれからiDeCoを利用しようかなと考えている方向けに、SBI証券のプランと商品について解説していきます。

iDeCoについて詳しくはこちら

iDeCo(イデコ)とは?


日本では近年しばしば年金問題が取り上げられています。その中で注目を集めているのが「iDeCo」です。
iDeCoとは、個人型確定拠出年金の愛称で、将来に向けて資金準備を進める制度です。個人で管理するため、将来年金がもらえないかもという不安はありませんし、60歳になれば受け取ることができます。

掛金は所得控除対象

iDeCoの魅力は、掛金全額が所得控除の対象となり、税金の負担も少なくなります。
また60歳を超えて受け取る際には税金が軽減されるため、節税効果が非常に高い点も魅力の1つです。

SBI証券のiDeCo(イデコ)のプラン


SBI証券でiDeCoの口座を作る場合には、次のどちらかを選択します。

  • オリジナルプラン
  • セレクトプラン
  • 口座管理料はどちらも無料で、プランの違いは投資先のラインナップです。以下、どのような特徴や仕組みを持ったプランなのか詳しく解説していきます。

    ※プラン内容については2020年6月11日時点のSBI証券公式サイトの情報を参照しています。

    オリジナルプラン

    オリジナルプランは、iDeCoサービス提供開始時からあるプランです。
    制度変更による商品数の上限を満たすように見直しが行われ、コストや運用実績から選定した35商品をラインナップとして提供する予定のプランです。

    除外予定商品も含まれる

    移行期間となる2023年までにオリジナルプランの投資先は35本に削減されるため、これから購入する場合は除外対象の商品を事前にチェックする必要があります。除外対象は除外が決定した後に現金化されるため、長期投資を考えている方は選ばない方が無難だと言えます。

    オリジナルプランはどんな人におすすめ?

    オリジナルプランは次のような方におすすめです。

  • 現在すでにオリジナルプランで運用している
  • 株式や債権、国内外への分散投資を1本のバランス型投資信託で行い、なおかつリスクを抑えた運用をしたい
  • セレクトプラン

    セレクトプランは2018年より新しく追加されたプランです。投資先の数は全部で36本となっており、オリジナルプランの35本とほぼ同等の数字になっています。
    セレクトプランはコストや運用実績などを総合的に勘案し、インデックスファンド・アクティブファンドをバランス良くセレクトしたプランです。

    信託報酬が最安水準

    セレクトプランの特徴は、ほぼすべての投資対象で信託報酬が最安水準のインデックス型投資信託が揃っている点です。
    オリジナルプランにはない種類の商品もあり、人気のある投資先はほとんどカバーしていると言えるでしょう。

    セレクトプランはどんな人におすすめ?

    セレクトプランは次のような方におすすめです。

  • iDeCoを利用するのが初めて
  • 日本株や先進国株などに絞って低コストで投資したい
  • 投資比率を自分で決めたい
  • アクティブ型投信とインデックス型投信を組み合わせての運用を考えている
  •  

    SBI証券のiDeCo(イデコ)の人気商品5選


    ここではiDeCoのおすすめの投資先を紹介します。
    投資初心者の場合、いきなり投資先の情報を網羅し判断するのはかなり難しいです。
    投資先をどこにしようか迷っている方もぜひチェックしてみてください。

    ニッセイ外国株式インデックスファンド

    ニッセイ外国株式インデックスファンドは、アップルやマイクロソフトなど世界を代表する企業の株に投資をしている商品です。
    先進国の上位企業は現在でも成長を続けており、今後もさらなる成長の期待が持てます。
    また急激に値下がりする可能性も低いため、iDeCoのように長期投資には最適な投資信託だと言えるでしょう。

    特徴

  • 日本を除く主要先進国の株式に投資することにより、MSCIコクサイ・インデックスの動きに連動して値動きするインデックスファンド
  • 運用会社はニッセイ・アセットマネジメント
  • 信託報酬水準が低く、年金運用にふさわしいファンド
  • セゾン資産形成の達人ファンド

    セゾン資産形成の達人ファンドは、海外及び日本の株式に幅広く分散投資しているファンドです。
    短期的に利益を狙うのではなく、投資対象の価値を重視し、長期的な視点で値上がりを目指しています。
    各地域に強みを持ち、投資先選定が厳格に行われていることから、長い目で見た資産形成を行いたい方にはおすすめできるファンドです。

    特徴

  • 10年以上の運用実績を誇る
  • 安定性や長期的な収益力を基準に選別投資を行うファンドへ投資している
  • 運用会社はセゾン投信株式会社
  • アクティブ型
  • 野村外国債券インデックスファンド

    野村外国債権インデックスファンドは、日本を除く先進国の債権への投資を行うインデックスファンドです。
    コストが低く実績もある投資信託の1つとして人気を誇っています。
    ポートフォリオのリスクバランスの調整に活用しやすいファンドです。

    特徴

  • 運営会社は野村アセットマネジメント
  • 中長期的な動きを捉える投資成果を目指して運用しているインデックスファンド
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

    三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、主に東京証券取引所第1部に上場している株式に投資を行い、TOPIXと連動して値動きするファンドです。
    オリジナルプランにある国内株式型インデックスファンドの中でも、投資対象と信託報酬のバランスが取れている投資先として根強い人気を誇っています。

    特徴

  • 運用会社は三井住友DSアセットマネジメント
  • 運用方法はインデックス型
  • 純資産総額は321億円(2020年1月31日時点)
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

    国内株式は比較的情報が得やすいため、iDeCoでも運用の基本となっている資産クラスです。
    eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、TOPIXと連動する投資成果を目指して運用を行っています。
    信託報酬が0.154%と低く抑えられている点も重要なポイントだと言えます。

    特徴

  • 運用会社は三菱UFJ国際投信
  • 運用方法はインデックス型
  • 純資産総額は136億円
  • 業界最低水準の運用コストを目指し続けるという方針を持っており、長期投資に適しているファンド
  •  

    SBI証券はiDeCo(イデコ)のプランが選べて商品ラインナップも豊富!


    SBI証券には、オリジナルプランとセレクトプランが用意されており、自分の運用スタイルに合わせて自由に選択することができます。
    また他の証券会社と比較して商品ラインナップも豊富なので、これからiDeCoを始めようと考えている方はSBI証券がおすすめです。

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